「職場に嫌いな人がいて毎日悩んでいる…」
「あいつと同じ空間にいるだけでストレスがやばい…」
「仕事に行くのが苦痛なぐらいどうしても嫌いな人がいる」
会社員・社会人にとって、一番の悩みといえばやはり人間関係。
長年社会人をやっていると「あいつがいるだけで気が滅入る...」というぐらい、どうしても嫌いな人と同じ空間で働かなければならない場合もあるでしょう。
この問題を放置していると、心の健康にも影響を及ぼしてしまいかねません。
今回の記事では、同じ空間にいるだけで苦痛を覚えるほど「職場にどうしても嫌いな人がいる時の対処法」を解説していきます。
- 職場に嫌いな人がいるときの心構え。
- 職場の嫌いな人にやってはいけないこと。
- 職場に嫌いな人がいるときのアクションプラン。
テイカーやクソ上司にお悩みの方は以下の記事もオススメです。
職場にどうしても嫌いな人がいる時の対処法
本題の「職場にどうしても嫌いな人がいる時の対処法」の解説です。
社会人・会社員をやっていると、誰もが経験するであろう避けては通れない問題ですよね。ですが、考え方や知識を持っているかどうかで、ストレスのかかり方はかなり違ってくるはずです。
それでは、以下の3ステップに分けて解説していきます。
- 基本の心構えや考え方
- どうしても嫌いな人にやってはいけないこと
- どうしても嫌いな人がいるときのアクションプラン
順番に解説していきます。
基本の心構えや考え方
基本の心構えや考え方としては、仕事上の関係と割り切って必要以上に関わらないことです。
「それが出来れば苦労しない」ところではありますが、以下の点については頭に入れておくと良いでしょう。
- 相手の土俵(レベル)に降りない。
- 争いは同じレベルの人間同士で起こると自覚する。
- こちらが大人になる意識を持つ。
- 人間関係の問題も込みで給料をもらっていると認識する。
この辺りを意識していると、この後に紹介していくアクションプランを実行に移しやすくなりますよ。
嫌いな人にやってはいけないこと
まずは、どうしても嫌いな人だとしても、やってはいけないことの解説です。
ガチで嫌いな人だとしても、やってはいけないことは以下の2点です。
- 自分の中で勝手にイメージ・レッテルを作らない
- 悪口・無視など攻撃的な態度は見せない
我々は複雑な感情を持つ人間なので、どうしても上記のような思考や行動に流されがちです。しかし、これをやってしまうとストレスや苦痛から解放されるどころか、逆に増幅させてしまいかねません。
それぞれを具体的に解説します。
自分の中で勝手にイメージ・レッテルを作らない
「あの人はこういう人だ」
「自分はあの人にはどうせこう思われている…」
このように、自分の中で勝手なイメージやレッテルを作らないようにしましょう。
繊細でナイーブな人ほど、頭の中でぐるぐると考えてしまって疲弊しているのではないでしょうか。
筆者も経験があるのでよくわかります。
「あの人なんか苦手だな」
「自分って嫌われてる?」
とか色々考えてしまうことがあっても、ちょっとしたきっかけで喋ってみるとガラっと印象が変わることって結構ありませんか?
大して親しい仲ではない人の印象なんて、ちょっとしたきっかけですぐに変わるものだし、実際の心の中でどう思ってるかなんて誰にもわかりません。
自分の中で勝手なイメージやレッテルを作ることは、自分で自分にストレスや悩みを作っているのと同じことです。
こうした自分の中でのイメージやレッテル作りをやめるだけで、かなり心が軽くなるはずです。
悪口・無視など攻撃的な態度は見せない
悪口・陰口を言ったり、無視をするなどの攻撃的な態度は絶対に見せてはいけません。
そういった言葉や行動をとることによって、脳は自分の使った言葉から思考やメンタルに影響を与えます。結果、自分の中の敵意やストレスを増幅させてしまうのです。
さらに、自分の攻撃性は相手に敏感に察知されます。
当然、相手からの反撃を食らうことになり、よりストレスや悩みが増えていきます。
攻撃的な態度がきっかけで嫌いな相手と揉め事を起こしてしまうと、周囲からも相手と同じレベル・幼稚な人間だと思われてしまい、自身の評価も下げてしまいます。
まさに自分の攻撃的な態度や言動が、自分にとって負のスパイラルを作ってしまうのです。
逆に相手からの悪口に悩まされている…という方は関連記事をご覧くださいね。
嫌いな人がいるときのアクションプラン
次に、どうしても嫌いな人がいるときのアクションプランです。
これらの行動や考え方を普段から意識しておくことで、「同じ空間にいるだけでストレス…」という状況をある程度は改善出来るはずです。
職場にどうしても嫌いな人がいるときのアクションプランは以下の4つです。
- あいさつをしっかりと行う。
- 仕事の目的に集中する。
- 相手に期待しない。
- オフタイムは切り替えてリフレッシュする。
順番に解説していきます。
あいさつをしっかりと行う。
どうしても嫌いな人であったとしても、あいさつはしっかりと行いましょう。
「あいさつは重要だとよく聞くけど、具体的になんで重要なの?」
このように思う方も少なくないと思うので解説します。
結論から申し上げますと、【あいさつ=存在の承認】であるからです。
あいさつは、相手の存在を認めていることを、積極的かつ明確に伝える行為です。
人は誰しもが、相手から認められたい、尊重されたいという欲=【承認欲求】を持っています。
あいさつによって、相手の存在を認め、協力して円滑に仕事をしていこうという明確な意思を伝える事ができるのです。
自分があいさつしたときにスルーされたりすると、非常に気分が萎えてしまいますよね。これは自分の存在が相手に軽んじられていると受け取ってしまうからです。
もしも「自分が積極的にあいさつをしていない」もしくは「挨拶されたときにしっかりあいさつを返すことをしていない」という場合、それが原因で相手との関係がこじれている可能性があります。
しかし、嫌いな相手がまともにあいさつを返してこないから、自分もあいさつをしなくなったというパターンもあるでしょう。
それでも、こちらはしっかりとあいさつをしていくことが大切です。あいさつをまともにしあえない関係性であるなら、今後の関係修復は非常に困難になってしまうからです。逆に積極的なあいさつによって、状況が改善する可能性も出てきます。
こちらが大人になる、相手のレベルに降りないという意識が大切だと考えます。
仕事の目的に集中する。
仕事本来の目的に集中することがオススメです。
どうしても嫌いな人にストレスを溜め込んでしまっている場合は、一度基本に立ち返り、仕事本来の目的やゴールに集中しましょう。
当然ながら、それがあなたが会社に必要とされている最大の理由であり、価値であるからです。
職場に嫌いな人がいてストレスを溜め込んでいるときは、意外と忘れがちなのです。
これをもう一度思い出して、仕事に全力で取り組みましょう。
そうすることで、例えばこのようにポジティブな現象が起こる可能性があります。
- お客様やクライアントに信頼・感謝されやりがいに繋がる。
- 全力で仕事に没頭している時は嫌いな人の存在を忘れられる。
- 社内での信頼度や評価が上がることで、自分の味方も増える。
- 仕事で存在感を高めることで、嫌いな相手とかどうでもよくなる。
もちろん、簡単にこのように事が運ぶかと言えば、現実はそうではないかもしれません。
しかし、嫌いな相手に頭の中を支配されている状態よりも、圧倒的に健全なメンタルを維持出来るようになるはずです。
相手に期待しない。
「相手に期待しない」という考え方を持ちましょう。
イライラや不快な気分など、ネガティブな気持ちのほとんどは、相手に対する期待から生じているからです。
職場内の嫌いな人に対してこのように思ったりしたことはありませんか?
「あの場面ではこうするべきだ」
「職場内ではこう振る舞うべきだ」
そして、相手が自分の意に沿わぬ行動を取った際に、期待と現実とのギャップでイライラなどのネガティブな気持ちが生まれます。このネガティブな気分から抜け出す唯一の方法が、相手に期待しないことなのです。
もちろん、我々は仙人でも僧侶でもありませんので、そう簡単に割り切れるわけではありません。
しかし、我々は基本的に他人のことはコントロールすることができません。ですが、人は自分がコントロール出来ないことに対して非常に高いストレスや不満を感じます。(例えば満員電車とか受動喫煙とかです。)
ここで我々がコントロール可能なのは、自らの考え方やメンタルなのです。コントロール不可能なことでストレスを溜め続けたとしても状況が改善することは残念ながらありません。
コントロール出来ない他人に期待するのではなく、自分の行動や考え方を変えていくという主体的な姿勢を身に着けておくことは、今後の人生にも必ずプラスになるはずです。
その他、職場でのイライラ対策はこちらの記事にまとめています。
オフタイムは切り替えてリフレッシュする。
オフタイムは仕事を忘れて思いっきりリフレッシュしましょう。
参考までに筆者オススメのリフレッシュプランです。
- 早起きして、ランニングや散歩などに行く。
- 早朝にカフェに行き、ゆっくり読書する。
- 世界に入り込めるような映画を観る。
- 美味しいもの思いっきり食べる。
- 旅行に行く。オススメは広島県の尾道。
参考にならないかもしれませんが、筆者はこんな感じでリフレッシュしています。
スマホで延々と動画を観ながらダラダラするのではなく、【運動する・映画みる・読書する・ゲームする】などオフタイムでも休日に何かやった感を持てるような過ごし方を意識しています。
あとは、仕事のプライベートの切り替えがとても大切だと個人的に考えます。
仕事とプライベートのオンオフを切り替える方法についてご紹介すると、ポイントは以下の3つです。
- 切り替えのスイッチとなるルーティーンを持つ
- 心身の疲れを極力その日に癒やす
- 何かに没頭し仕事に意識を奪われないようにする
詳しくは関連記事をご覧くださいね。
ガチでどうしようもない場合は逃げる
ここまで数々の嫌いな人がいるときの対処法をご紹介してきました。
「そういうレベルじゃない」
「ガチでどうしようもないぐらいヤバい」
このような状況である場合、異動・転職等で逃げることも選択肢に入れておく必要があります。
異動はともかく、転職についてはすぐに出来るかといえばそうではありません。
以下のように、ある程度の準備だけでも整えておきましょう。
世間に色々な企業あり、様々な選択肢や可能性があることを実感するだけでもかなり精神的に違ってくるはずです。
特に転職エージェントは一般に公開されていない優良企業の紹介や各種書類の添削、面接対策などのサポートを無料で受けられます。
特に優良企業情報なんかは非公開求人が多いので、エージェント登録はほとんど必須だと感じます。
転職活動はまず自分に合ったエージェント探しから転職活動で失敗しないためにはエージェント登録が無難です。
まとめ
今回はどうしても嫌いな人対処法をご紹介しました。
社会人・会社員として最も多い悩みでもあり、最も辛い問題と言っても過言ではないかもしれません。
しかし、ちょっとした考え方・知識によって状況が好転することもあるはずです。
今回の記事があなたの助けになることがあれば、それ以上の喜びはありません。
最後に記事のまとめです!
最後までお読み頂きありがとうございました!
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