こんにちは!運営者のSOSSUです。
今回の記事は「テイカーの特徴と見分け方」です。
テイカー問題のお悩みの方は是非お読みくださいね。
プロフィールはこちら
「職場にテイカー野郎がいてマジでうざい」
「テイカーが職場にいるため、社内の雰囲気がよくない」
「うまくテイカーを排除して円滑な職場をつくりたい」
このようにテイカー問題に悩まされ、疲れ果てている社会人は非常に多いと思います。
本記事では、絶対に付き合ってはいけないテイカーの特徴や見分け方について解説していきます。
- できる限りテイカーを回避して平穏な日々を送りたい
- 人間関係の悩みから開放され、快適な社会人生活を送りたい
- 円滑な職場を作って会社の生産性を高めたい
このようにお考えの方は是非目を通していってくださいね。
本記事はこちらの書籍の知識をベースに執筆しています。
テイカー?ギバー?何それ?
本題の前に、「テイカーとは?」を簡単に解説していきます。
すでにご存知の方は次項から読んで下さいね!
テイカーとは「ギブ・アンド・テイク」のテイク(取る・奪う)側の人間です。
世の中の人間は以下の3タイプに分類されます。
- ギバー=GIVEする、与える人。
- テイカー=TAKEする、受け取る、奪う人。
- マッチャー=バランスを取る人
ざっくり言うと、ギバー=いい人、テイカー=悪い人、マッチャー=普通の人。てな感じですね。
人数の割合としては、マッチャーが1番多く56%存在し、次にギバーが25%、テイカーは19%だと言われています。
しかし、ギバーについては2タイプ存在し、失敗するギバーと成功するギバーに分かれます。
- 失敗するギバー→自己犠牲型。頼まれたら断れない人。
- 成功するギバー→主体的にGIVEし、自分と相手の望みを叶える。Win-Winの関係を作れる人。
簡単にいうと、「押し付けられてる人」と「自ら手を差し伸べる人」の違いというのが大きいのかなと考えます。
なんとなくイメージつきますかね。
テイカーの末路と組織への影響
結論からいうと、テイカーが成功することはありません。
一時的に、目先の利益を利己的に奪ったとしても、必ずツケがまわってきて失脚します。
世の中で成功したり、勝ち残る人のタイプは以下のような順番になっているといいます。
- 主体的なギバー
- マッチャー
- テイカー
- 自己犠牲型ギバー
マッチャーが割合的に1番多くバランスを取る思考のため、テイカーはマッチャーの勢力によって大多数の信頼を失い失脚します。
主体的にGIVE出来る人間が信頼を獲得し、中長期的には成功を収めます。関連記事はこちらです。
自己犠牲型ギバーである場合は、テイカーによって搾取され続けてしまいます。
そのため、自己犠牲型ギバーはテイカーより下の順番になってしまうのです。
なので、特に気の弱い人・人のいい人は、絶対にテイカーとは付き合ってはいけません。
そして会社組織においては、主体的なギバーが多いことよりも、テイカーを排除することが最も重要です。
なぜなら、テイカーの存在によって主体的なギバーすらも搾取の対象となり、組織のギブ・アンド・テイクのバランスが崩れます。結果、人間関係の悪化や生産性の低下といった悪影響を招いてしまうのです。
絶対に付き合ってはいけないテイカーの特徴
さて、前項でテイカーについて解説してきました。
長々とかいてきましたが、シンプルに表現するとこうなります。
テイカー=自分の都合しか考えていない自己中なクソヤロー
このような人間と付き合っていたら、疲れるし、うざいし、仕事自体がイヤになってしまいかねません。
しっかりと特徴を把握して距離をおきましょう。
「絶対に付き合ってはいけないテイカーの特徴」は以下の6つです。
- 自慢話・武勇伝など自分の話ばかりする
- SNS等での自己アピールが過剰
- どことなく不快・不安な感じがする
- そこまで親しくないのにやたらと人当たりがいい
- 上司などの権力者には媚を売っている
順番に解説していきます。
自慢話・武勇伝など自分の話ばかりする
テイカーは基本的に自己中心的な人間が多いです。
そのため、自慢話や武勇伝などの自分の話ばかりをしています。また、途中で相手の話をさえぎり自分の話をしだす、ということも多いです。
基本的に相手に興味をもたず、自分のことしか考えていないがゆえ、仕事においてもオフタイムの交友関係においても、お世辞にもいい人間性を持ち合わせているとは言えない人間が多いのです。
SNS等での自己アピールが過剰
テイカーは自己顕示欲が強く、SNS等での自己アピールが強いというのが特徴です。
このような特徴がある人は要注意です。
- フェイスブックの友達が異常に多い。
- 過度な加工をした自撮りアイコンを使用している。
利己的で見栄を重視するというテイカーの特徴にしっかり当てはまります。
どことなく不快・不安な感じがする
「どことなく不快・不安な感じがする…」
そんな風に感じてしまう人はあなたの周りにはいませんか?
抽象的な特徴ですが、意外とその直感はバカにならないかもしれません。
- 飲食店やコンビニで店員への対応が横柄である。
- 人から何か施しを受けた時に、当然というような態度をとっている。
- 逆に自分がちょっとした何かを与えた時には妙に恩着せがましい。
このような不快感のある態度は、利己的で他者を利用しようというテイカーの心理が現れた結果である可能性があります。
上司などの権力者には媚を売っている
テイカーは権力者や上司に対しては媚を売る傾向があります。
テイカーは持つ者に取り入るためにいい顔をします。
しかし、立場が下の人間など、自分に利益をもたらさないと判断した人間には逆の態度をとります。
そんな目先の自分の利益しか考えていない浅はかな行動をとっていては、結局は多くの人の信頼を失い成功から遠ざかります。
テイカーはそんなことにも気付けないほど、人として未熟なのです。
そこまで親しくないのにやたらと人当たりがいい
そこまで親しい間柄ではないのに、妙に人当たりがいい人に遭遇したことはありませんか?
これは後述する、戦略型テイカーの特徴でもあり警戒が必要です。
戦略型のテイカーは表面的な人間関係を築くのが得意であり、初対面の人に対してもやたらと親しみやすい態度を取ります。
しかし、テイカーが考えているのは自分のことだけで、その目的は利己的な搾取です。
最初から人当たりが良すぎる人間はテイカーの可能性が高く、注意が必要です。
戦略型テイカーの見分け方とは?
狡猾な戦略型テイカーに注意しましょう。
戦略型テイカーは、自らの搾取のために最初は主体的なギバーを装います。
しかし、戦略型テイカーのGIVEはTAKEを引き出すための餌であり、自分のことしか考えていません。
武勇伝や自慢話を語りまくったり、自分語りをしまくっているようなわかりやすいパターンであればテイカーと判断するのも容易です。しかし、戦略型テイカーはテイカーであると悟られないように、TAKEを狙っています。
前項の特徴で分類するなら以下のパターンです。
- そこまで親しくないのにやたらと人当たりがいい
戦略型テイカーは一見、人当たりがいい上に最初はギバーを装うためテイカーだと見分けることが困難です。
そこでポイントとなるのが以下の3点です。
- 主体的なギバーとの違いを見分ける
- SNS等での写真の使い方
- あいつは俺が育てた的な話
順番にみていきましょう。
主体的なギバーとの違いを見分ける
まずは、主体的なギバーとの違いを見分けましょう。
早速結論からですが、以下の点が大きな違いになります。
- 本物のギバーは持たざる者も助ける。
- 戦略型テイカーは持つ者に取り入る。
主体的なギバーは、相手とWin-Winの関係を築くようにGIVEをします。
ですが、わかりやすい見返りを求めているわけではありません。
例えば、物質的な見返りや、自分の立場・ポジション等です。
主体的なギバーは、GIVEをすることで自身が満たされたり、充実感を得られれば、それも十分なリターンであると考えています。なので、主体的なギバーにとっては、自分より立場が下であったり、自分になんの関係もなく得もないように見える相手であってもGIVEの対象です。
一方のテイカーは自分が直接的な利益を得るために、最初はギバーを装います。そのため、立場が上の権力者など、持つ者に取り入る傾向が強いのが特徴です。
SNS等での写真の使い方
ここからはレック判別という手法で戦略型テイカーを見分けます。
戦略型テイカーの隠しきれないレックを見極めよう。
例えば、SNS等での写真の使い方にもそれが現れます。
- 写真を過度に加工しまくっていてもはや誰だかわからない。
- 友人など複数人で写っている写真で自分だけ写りが良いものを使用している。
人は誰しもが、自分が良くみられたいという願望はあるものです。ですが、テイカーは「自分が人より上である」という思いが非常に強いため、レック行動が隠しきれないのです。
あまり一般の社会人には関係がないかもしれませんが、企業のトップ・CEOと呼ばれる人にもテイカーは存在します。世界一有名なテイカーと呼ばれる人は、会社のホームページにも自分をメインとした写真をデカデカと掲載していたとか。
引き続きテイカーのレック行動を見ていきましょう。
あいつは俺が育てた的な話
「あいつは俺が育てたんだ」
「あいつは俺が昔世話してやった」
こんな会話をよくする人はあなたの周りにいませんか?
「GIVE & TAKE」の著者アダム・グラントによると、テイカーを見抜く質問があるといいます。
「あなたがこれまでに影響を与えたと思う人物を挙げてください」
この質問に対して、対外的に見て影響力や権威性が自分より上の人間を挙げる人間はテイカーの可能性が極めて高いです。テイカーの心理として「社会的に影響力や権威のある成功者に影響を与えた自分」の優位性をアピールしたいということですね。
そこで冒頭の会話のように、自分が成功者に影響を与えたアピールをしている人間はテイカーの可能性が高く、要注意だということになります。
どうしてもテイカーが避けられない場合
テイカー特徴や見極め方を身に着け、無事に悪質なテイカーを見抜けたとしても、状況によっては避けられない場合はあります。
特に職場の同僚とか関係者にテイカーがいる場合などは避けることが難しいでしょう。
そういった場合、結論からいうとマッチャーになるべきです。
あなたが、主体的なギバーである場合も、自己犠牲型ギバーになってしまっている場合もマッチャーのポジションを心がけましょう。
例えば、テイカーから仕事を押し付けられている場合や、こちらだけが有益な情報を提供している場合、テイカーから何も帰ってこない場合は、それ以上与え続けるのは避けるべきです。
テイカーにとって「都合のいい存在だ」と認識されてしまうのではなく、状況によってGIVEとTAKEのバランスをとることが、テイカーに搾取されないためのポイントとなるのです。
まとめ
今回は「テイカーの特徴と見分け方」について解説してみました。
あなたの周りのテイカーっぽい人の特徴と一致していましたか?
逆に自分がギクッとするような内容もあったかもしれませんね。
この長い人生を平穏に過ごしていくためには、テイカーと付き合わないことがとても大切です。
そして、成功するギバーになれるよう一緒に頑張っていきましょう。
内容について興味を持たれた方はこちらの書籍にもぜひ目を通してみてくださいね。
最後に記事のまとめです!
最後までお読み頂きありがとうございました!
コメント