【長文】普通の人生というレールから外れたら終わり?体験談を語ります

日本で「普通の人生」というレールから外れたら終わり?別にそうでもなかったという話【体験談】

プロモーションが含まれる場合があります。
日本で「普通の人生」というレールから外れたら終わり?別にそうでもなかったという話【体験談】
  • URLをコピーしました!

はじめまして!当ブログ運営者のSOSSUです。→こんなやつが書いています

この記事は主に、人生の岐路に立つ20〜30代の若者へのエールという趣旨で書いてます。

SOSSU

かく言う筆者も30代ではありますが。(ギリギリ

日本社会において、一度レールから外れると復活するのは非常に難しいという論調がありますよね。代表的なので言うと「新卒というボーナスチケットが活かせないと詰み」みたいな話ですね。

で、私は新卒というボーナスチケットを活かせなかった側の人間です。

今でも忘れられないのが、就職が決まらないまま大学を卒業して「自分がなんの組織にも所属していないんだ」という現実に直面したときです。今まで「若さ」や「学生」という肩書に甘やかされてきたナイーブな人間に、急に社会が現実というナイフを突きつけてきた感覚。

このときの不安や焦燥感は忘れることが出来ません。

これが「レールから外れるということなんだな」と実感した瞬間でした。

で、その後紆余曲折あり、結論から言うと筆者は、新卒での就活に失敗していますが全然詰んでません。それどころか、「普通の人生というレールから外れたという経験」をポジティブに捉える事ができています。

と言っても、人それぞれ状況は違うし、筆者が色々とラッキーだったということも否定は出来ません。なので「あえてレールから外れていけ!」みたいなチャレンジングな人生を歩めと言いたいわけではありません。

ただ、今レールを外れたという状況にあり、

「毎日悩んでいる」
「この先の人生が不安で仕方ない」

という人がいるのであれば、大丈夫。なんとかなるよ。と言いたい。

今、不安で悩んでいる日々は、必ず将来の自分を支える土台となるからです。

SOSSU

めっちゃ長文ですが、興味があれば読み進めてみてくださいね。

目次:読みたい部分からどうぞ
スポンサーリンク

普通の人生とはなにか?レールを外れるとは?

青空と線路

まず最初に、普通の人生とは?レールから外れるとは?について整理します。

多くの人のイメージするところは、こんな感じじゃないでしょうか?

  • 普通に大学(高校)進学→卒業
  • 新卒で就職
  • 数年働いて結婚
  • 子どもを育て、マイホームを購入
  • 老後は年金で静かに暮らす

いわゆる“安定”を軸にした、無難で安心な人生設計。これが世間一般でいう「普通の人生」なのだと思います。

このような人生を歩んでいく人は少なくはないと思いますが、ひとたび「普通の人生」のレールから外れる、となるとかなりの劣等感・孤独感に苛まれることになります。

SOSSU

冒頭でもお話しましたが、筆者の場合は、就職です。

結婚やら子どもやら、マイホームやらは、個人の選択なのであえて選ばない人も多くいるでしょう(昨今の日本ではマイホーム購入は非常にハードルも高いです)。ただ、就職に関しては、やはり生きていくための必須条件に近いものなので、これに失敗するとなると、やはり相当きついです。

そして、この「普通の人生というレール」から外れるという状況は、就職できなかった・就職しなかったという状況が最も多いパターンではないでしょうか。夢を追うため、あえて就職という選択を選ばないという方もいるでしょうが、その場合でも、やはり孤独感との戦いは厳しいものになるでしょう。

SOSSU

一部の優秀な人は雇用形態を問わなかったり、起業という選択肢もあるでしょうが、凡人of凡人の自分はかなり絶望的な気持ちでした。

筆者の人生ダイジェスト

ここからは、実際にレールから外れた筆者の体験、人生をダイジェスト形式でお送りしたいと思います。

かなり長いです!興味がない方は読み飛ばしてください。

ちなみに、現在は「レール」に戻っている形になります。

SOSSU

大学卒業以降、筆者がレールから外れた状態からのようにして戻れたのか?を書いていきます。

新卒での就活に失敗

学生時代はあまり勉強にもスポーツにも打ち込むことはなく、Fラン大に進学します。ある程度友人には恵まれましたが、何回か言及しているように、新卒での就活に失敗します。人前で話すことが極度に苦手でした。また、人間的にも今思うとかなり未熟でした。

友達や同世代がみんな新卒で社会人として働いている中で、学生という肩書を失った自分はレールを外れなんの組織にも所属していない無職となりました。その後、学生時代から働かせてもらっていたコンビニにバイトとして戻ることになりました。

自分の場合は実家住まいでしたし、親も優しかったのですぐに生活に困るということはなかったのですが、やはり「何らかの組織」に所属していないという状況は精神的にかなり応えます。たとえコンビニのバイトであったとしてもそこに所属しているとかなりの安心感がありました。

就職支援施設に通い出す

晴れてフリーターとなってから、大体2年後ぐらいだったかと思うのですが、昔、心斎橋の東急ハンズの近くにあった就職支援施設に通い出しました。恥ずかしながらきっかけは当時の彼女に振られたからです…)

この施設の職員の方々には大変親身になってサポートして頂き、本当に感謝しています。また、同じく就職を目指して頑張っている人達がいて、グループワークとかもあったり、孤独感とか不安感とかも忘れさせてくれました

なにより、未来に向かって行動を起こしているという自分に少しだけ自信が持てましたし、何かの一歩を踏み出すということの大切さを実感しました。

アパレル系の仕事を始める

就職支援施設で色々と親身になり就活をサポートして頂きました。コンビニのバイトと平行して施設に通い、就活してた形です。

紆余曲折あり、アパレルの仕事を始めることになりました。しかし、これでメデタシメデタシとなるわけもありません。一応採用してもらえましたが、正社員を目指す準社員?という名のアルバイトです。

そして、非常に残念ながら、お世話になってた就職支援施設が運営方針により解消してしまうという事になりました。アパレルの仕事は社員ではありませんでしたが、施設がなくなるギリギリに決まったので、とりあえず頑張ってみようという形でチャレンジしてみることにしました。

地獄の日々

某アパレル会社で販売員として働き始めましたが、これが結論からいうと失敗でした。

あまり細かくネガティブなこと書いても仕方ないので詳細は割愛しますが、主に以下の2点が自分に合わなさすぎました

  • 人間関係と争い
  • ビジネスモデル、売り方

人間関係の部分ですが、これは会社の問題ではなく店舗ガチャに外れた形です。基本的には一定の売上成績がないと社員にはなれませんが、我の強い先輩社員にパワハラまがいのことを受けてまともに接客させてもらえませんでした。バイトの分際で俺の客とるんじゃねーよ。みたいな感じです。

また、ビジネスモデルについてですが、あまり言えませんが、人の良いお客様には高く売って暴利を得る、そうでない人には割引する、みたいなのが自分は良心が傷んでやりがいを感じる事ができませんでした。利益の取り方がおかしいと感じたのです。

まぁネガティブなことはここまでにしておきましょう。とにかくめちゃくちゃ合わなくてきつかったです。さらに、幼少期から自分の子供のように可愛がっていた愛猫との永遠の別れもありました。

筆者は仕事もプライベートもどん底の状態にいました。

失敗から教訓を得る

ペンとノート

アパレルでの仕事は、本当にわかりやすい失敗でした。

人生甘くないな…」と何度も思いましたね。しかし、この経験から多くの気付きを得る事ができたのです。具体的には以下の3つです。

  • やりがいは必要
  • 同じ職場で働くひとに喜んでもらいたい
  • せめて苦手じゃない仕事

やりがいは必要

まず一つ目に、仕事の「やりがい」は大切だということ。学生時代から、仕事はできればやりたくないものだし、やるとしたら

「休みが多くて残業が少なくて、出来れば給料がいい。」
それ以外に選ぶ基準ある?やりがいってなに?」

みたいな感じで考えていました。もちろん、休み多くて残業少なくて給料がいい方がいいのは当たり前なんですが、やりがいを一切感じられない仕事は結局長くは続かない。心の体力を消耗しすぎるということに気が付きました。

同じ職場で働くひとに喜んでもらえるタイプの仕事

二つ目に、チームワークのある仕事がいいということ。

これは、自分がした仕事が、チーム内の人たちにも喜んでもらえる仕事がいいと感じたからです。アパレルの仕事では、例のパワハラ野郎を筆頭に、人を蹴落として自分の数字を得る、みたいなやり方に躊躇を覚えないような人がベテランとなり長く生き残っている印象でした(全員がそうではありません。特殊な店舗だった可能性もあります)

数字を上げようと自分が頑張るほど、職場内の同僚から恨みを買ってしまう。これはもう仕事のスキルアップとか以前の問題でした。そのような状況は、自分には向いてなさすぎたのです。

せめて苦手じゃない仕事

三つ目に、多少なりとも適正のある仕事がしたいということ。

アパレルの仕事をしていて気がついたのは、明らかに苦手な仕事をしていると、めちゃくちゃ頑張っても普通の人ぐらいのポジションにいけるかどうか、ぐらいに収まってしまうということです。

そもそも、普通のポジションにいけるかどうかが怪しい。人に気遣い、調和を重視するような性格の場合、強引さを必要とするような仕事をしていると明らかに分が悪い。そういった事に気が付きました。

人生の転機。WEBデザイナーを目指すことに決める

アパレル会社での経験から、自分の人生や仕事について深く考えるようになりました。

「何が自分に向いているのか?」
「そもそもスキルもないフリーターが仕事なんて選んでられるのか?」

SOSSU

学生時代の就活では、ここまで自問自答して考えることは正直なかったです。

なぜなら、筆者が新卒で就活しているときって、文系であれば営業職か販売員かのほぼ2択だったのです。職種の選択肢が相当に限られている。

正直、陰キャタイプな自分は、営業職とか販売員に向いてないことはわかっていました。そして、ネットでパソコンをよく使っていて普通の人よりは多少扱いにこなれていることもあって、事務的な仕事がしたかったのです。ですが、当時は基本的に事務職は女性の採用枠しかなかったのです。(あったとしても簿記とかみたいな資格・スキルが必須だったと思います。)

学生時代と違い、完全にレールから外れてフリーターとなっていた筆者は、アパレル会社で正社員を目指すという道もなくなった状況で、完全に岐路にたたされていました

ネットで様々な情報を探しまくっていたとき、【WEBデザイナー】という職種にふと惹かれている自分がいました。今考えると恐らく、アパレルでの経験を踏まえて考えていた仕事観と一致したんだと思います。

デザイナーという響きから、デザインに特化したスキル(デッサン能力とか)を持っているだとか、デザイン系の学校を出ていないと無理だと先入観から考えていたのですが、色々と調べてみるとそうでもないことがわかりました。

そして、ネットの情報で30歳未経験からWEBデザイナーになったという実例などが紹介されているのを見て、自分の感情がハッキリ動いたのを今でも覚えています。

「これしかない」

人生で初めて明確な目標が生まれた瞬間でした。

職業訓練に通い始める

WEBデザイナーを目指すと決めた筆者はすぐに行動を開始しました。

知り合いに職業訓練校の存在を教えてもらい、そこに通ってスキルを身に着けようと考えたのです。

SOSSU

職業訓練は給付金をもらいながら、特定分野の仕事について勉強できる制度です。

結局アパレルの仕事をしていたのは1年ほど。退職後すぐにハローワークに職業訓練の応募に行きました。

学校の種類が何種類かあり、人気のある所とかもあるようです。一度、人気校を受けたときは、結構大きな会場で面接とか筆記試験があったのですが、そこの選考には落ちてしまいました。

その後、もう一度受けて無事合格。晴れて職業訓練に通い始めることとなりました。

結果から言うと、職業訓練校に通うという決断は、本当に人生の転機だったなと後から振り返って感じています。

SOSSU

職業訓練校については、記事にしていますので良かったら御覧くださいね。

訓練校で新しい一歩を踏み出す。しかし…

職業訓練校に行くという決断は大正解でした。

筆者の人生の中でもトップ3に入るくらいの好判断だったと言ってもいいです。

自分はそれまで割と無気力に生きてきた部分もあり、明確な目標ができたことが本当に嬉しかったんです。だから授業は集中してかなり頑張りました。受け身でやっていたらWEB業界に就職なんて無理だと思っていたからです。

訓練校で過ごした時間は4ヶ月ほど。同じ立場の受講生ともいい関係を築かせてもらい、本当に前向きに楽しくスキルを習得することが出来ました。

スキルを身に着けたと言っても、基礎的な部分のみだったので、いきなりの正社員採用というのは難しいとも感じていました。なので、まずは実務経験を積むことを重視して、雇用形態は正社員などにこだわらずに仕事を探そうと考えていました

そして、訓練校を修了してほどなく、希望通り正社員登用を前提としたアルバイトでのフルタイム勤務という形での仕事が決まったのです。この時点でたしか27〜8歳でした。30歳までにWEBデザイナーとして就職するという目標が近づいてきたという手応えがありました。

SOSSU

が、ここからまた社会の厳しさに直面することとなります。

社会の厳しさ(理不尽さ?)に直面する

決まったのは、確か社員数20人ほどの中小規模のECサイトを運営している会社です。

厳密にはWEBデザイナーというよりも、ECサイトの運営というポジションでした。EC系よりも、クライアントから仕事を受注するような制作会社の方がスキル的には成長できるだろうな、という考えはあったのですが、とりあえずオフィスに座ってパソコンで仕事をするという形で仕事ができることが、まず嬉しかったのを覚えています。

仕事自体は割と順調でした。訓練校でしっかり頑張っていたおかげかECサイトの基本的な更新業務とかはかなりスムーズにこなすことが出来ていました。同じチーム内の先輩や上司にも認められ、そこそこ評価も受けていた思います。が、、、

会社のナンバー2的なポジションの人に嫌われてしまったのです。

ある時、面談で試用期間から本採用?にうつるときの契約を更新しない旨を伝えられました。要するにクビになったのです。

業務的にはそこそこスムーズにこなせていましたし、チーム内の人ともいい関係を築く事もできていました。もちろん遅刻等の問題行動を起こしたわけでもありません。正直意味がわからなすぎて、目の前が真っ白に、頭がズーンと重くなったことを覚えています。

SOSSU

今考えると自分も若く社会性などが少し欠けていた部分もあるな、と反省する点はあります。にしても厳しいとは今でも思いますが、、

新たな出発

さて、またしても道が閉ざされてしまったわけですが、チームの人たちはその後飲み会を開いてくれたり、「ストレングス・ファインダー」という本をプレゼントしてくれたり、ほんのり転職を考えていたという先輩からは「〇〇君を後継者にしようと思っていたのに…」というような言葉をかけてもらったりと、非常に温かい対応をしてくれました

後から聞いた話によると、チームの方たちが会社へ異を唱える形で「ちょいボイコット」のようなことまでしてくれたようなのです。(残業が常態化していた会社でしたが、全員定時になったらすぐ帰るってをしばらくやってたみたいです。)

普段の実務や態度を見てくれている、現場の人達の信頼を掴めていたことは少しだけ自信にもなりました。ですが、結局会社という組織ではそれはごく一部の側面でしかなく、上層部の鶴の一声で立場が崩れる。そういったことも人生経験として勉強になりました。(このような経験が「会社に頼らず自力で生きていけるようになる」という今の自分の指針になっているのかもしれません。)

まさに社会の厳しさに直面したわけですが、WEB職種としての実務経験を積むことが出来たことはポジティブに捉えていました。この経験を元に「次はWEB制作会社に挑戦しよう」と考えていたのです。

しばしニート生活

前職で働いて少し貯金が出来ていたので、しばらくニートしながら図書館等に通ってWEB制作のスキル等を勉強したりしていました。もちろん将来とか不安だし、せっかく若かったのにお金も自信もないから同世代の充実してる人たちが眩しく見えました。

と、同時に何にも縛られずに、パソコンを開いて図書館とかで作業している時間もなんか好きでした。もちろん、実家暮らしだから出来ていたことなんですが…。このような経験から、将来的にはフリーランスとか個人事業でやっていきたいという願望が生まれたのかも…

人生最大の苦境

落ち込む男性

数ヶ月のニート生活を経て就活を再開。

WEB制作会社に数社応募しました。その中でも選考過程で制作テストみたいなのがあったり、結構厳しそうな会社のテストをクリアして合格しました。勤務場所が結構遠くて、家から1時間20〜30分かかる場所だったのですが、スキル的な成長が望めそうなので、チャレンジしてみようということで、WEB制作会社の社員となりました。(形態としては契約社員でした)

結論から言うと、この会社が人生史上最悪のブラック会社で、その会社で働いていた時が人生で最も苦しかった時間でした。

人間、労働時間、業務内容全てがマジできつかったです。残業代は出ず(裁量動労制という名の残業し放題制)、テナントとして入っているビルの消灯時間(22時)まで毎日残業し、家に帰るのは23時半、翌日は7時半に家を出るという感じで最低限の入浴・食事・睡眠以外は何も出来ないという生活でした。

何よりヤバかったのは上司の人間性です。とりあえずパワハラと暴言がヤバかったです。何かにつけて、常に喧嘩腰。「こんな仕事出来ないやつ初めて見たわ」みたいな暴言が当たり前のような状況でした。仕事的にも制作会社は求められる水準が高く、かなり厳しかったです。

SOSSU

筆者は長時間労働とパワハラで、本当に心身ともに追い詰められてしまいました…。

この会社で追い詰められたことによって、この後しばらく自分への自信を失い、なんかおどおどした性格になってしまった気がします。これが元通りになるまでに、数年はかかりました。

このままでは本当にヤバいと思い、試用期間から本採用に移る時の面談で勇気を振り絞って退職の意を伝えました。今思うと、そんな勇気を出すとこでも気を使う所でもないんですが、当時は強気に出ることが出来なかったです…。

一筋の光を掴む

この会社では絶望的な時間を過ごしましたが、筆者はその中でもわずかながらの自信を掴む事ができました

人間関係もスキル面も厳しく、死ぬほどきつい日々だったのですが、退職する直前ぐらいには、技術面の壁を超えつつあると感じたのです。メインで教えてくれていた人が、少しばかりの信頼と自分の頑張りを認めてくれつつあったようで割と気軽にお話もできるようになっていました。また、1日だけ例のパワハラ上司が体調不良で休んだことがありました。その時、あれだけ嫌できつかった仕事が少しだけ楽しく感じたのを覚えています。

例のパワハラ上司さえいなければ、自分にとってレベルの高かったWEB制作会社でも「なんとかやっていけるかもしれない」という一筋の光のようなものを感じていたのです。

少し小難しい表現をすると、内的要因(自分の頑張り・取り組み)外的要因(他者の人間性や会社の環境)を分けて考えると、内的要因の部分で今の自分にできることはやれたと感じていました。しかし、外的要因にどうしようもない問題が多すぎたので、自分を守るために環境を変えざるをを得なかったのです。

次のステップへ。ようやく正社員となる

最悪のブラック企業を抜け出し、しばしの休息の後に就活を再開しました。

求人を色々と眺めていたのですが、なんと、ある求人のスタッフの写真の中に職業訓練時代の同期が写っていたのです。

SOSSU

制作会社ではなく、小さなアパレルメーカーでECメインの事業を展開している会社でした。

当初は制作会社でスキルを磨きたいという気持ちが強かった筆者でしたが、前職の経験でメンタルが弱りきっていたため、なんでもいいから人間関係のリスクを減らしたいという思いが強かったのです。(写真に写っていた人は仲良くさせてもらっていた人でした)正直、全体的にかなり未成熟な会社で給料もかなり安かったのですが、とにかく知り合いがいるという安心感を求めてその会社を受けることを決めました。

結果から言うと、無事合格。数ヶ月の試用期間を経て無事正社員となりました。

体育会系の半ブラック企業で経験を積む

数度の挫折を経て、ようやく正社員となった筆者。この時、確か29歳でした。

「やっと外れたレールから戻れた…」という安堵感はなく、毎日必死でした。

というのも、今回の会社も一般的には普通にブラック企業でした。が、前職で地獄を経験していたので、あの時に比べれば…という精神で毎日乗り越えていました。この会社で過ごした期間は5年ほどでしたが、その間に自分より後に入った人が何人も退職していきましたし、5年ほどなのにかなりベテラン感のあるポジションにいましたね。

この会社は、上層部のおじさん達がわかりやすい体育会系で根性論と挨拶を重んじる、という感じのシンプルなブラック企業でした。プラス、長時間残業と肉体労働・雑用が異常に多いという形です。パワハラまがいの叱責等もありましたが、前職の上司と比べると人情味があり、完全には憎みきれないという形で、心をズタボロにされるというところまではいきませんでした。

また、前職では自分がスキル的に最下層でしたが、WEB制作会社で経験を積んでいたのと、割と未成熟で若い会社でしたので全体のレベルも高くはなく、入社時点で自分は「そこそこスキルに秀でている」という扱いを受けていました。といっても、そういった実務能力のみでやっていけるほど社会は甘くないというのは過去の経験からわかっていましたので、受電対応や力仕事・雑用等も率先して頑張っていました。

まさに馬車馬のように働きました。

ついにステップアップの転職に成功。現在に至る。

体育会系ブラック企業で働いていた約5年で多くの経験を積む事ができました

平社員から役職も一つ上がり、ECショップの店長的なポジションにも就いていました

この会社でのブラック企業的エピソードは数知れず、給料もめちゃくちゃ安かったですが、正社員として雇用してもらえたこと、多くの経験を積ませて頂いたことには感謝しています。とはいえ、この給料と職場環境では長くやっていくのは厳しいというのはずっと感じていました。(もちろん退職金等の制度はありません。
なので、求人情報等はずっとチェックしていました。

本腰を入れて就活するために、就職エージェントにも登録し、求人情報や書類の作成にも力を入れ始めました。

SOSSU

結果として、3社の面接を受け、そのうちの1社に内定を頂きました

内定を頂いた会社は、正直受けていた中でも1番条件が良く(プライム上場企業だった)、ダメ元で受けたのですが、運良く書類にも通り、運良く当日の面接の出来が絶好調でした。これは本当に運が良かったと思います。現在もこの会社で働いている形となります。

現在の会社は、過去のブラック企業たちが嘘のような環境です。1分単位で残業代が支給されますし、そもそもほとんど残業していません。平均勤続年数も長いですし、退職金制度もあります。

SOSSU

今の会社に入って「ようやく普通のレールに戻ってきたんだな」という実感がありました。

もちろん、嫌なこともなくはないですし、仕事が正直つまらないという別の悩みも生まれてはいますが、ある程度安定した日々を送ることが出来ています。今は割と淡々と日々が過ぎていく感覚です。改めて、過去の経験は良くも悪くも濃密だったんだな、というのも感じています。

SOSSU

人生ダイジェストこんな感じです。自分でもびっくりするほど長くなってしまいました…。読んで頂いた方がいましたらマジでありがとうございます。

レールから外れていた頃は、毎日のように焦燥感と戦っていた

夕日を見つめる女性

正社員として、ブラックではない会社で働かせてもらっていて、子供を持つこともできた今は、「ザ・普通の人生」というレールに戻っている状態かなと思っています。

SOSSU

過去の自分は、普通の人生に憧れていたんだな、という事をこの記事を書きながら思い出しました。

そして、レールから外れた人生を歩んでいる頃は「普通の人生はもう手に入れられないのかもしれない」という不安と常に戦っていました。毎日時間が過ぎ去っていくことが怖くて「なんとかしないといけない…」と常に焦ってばかりでしたね。

20代の頃ってなかなか自分の若さを自覚出来ないというか、大学卒ぐらいの年齢になると常に焦ってるんですよね。「もう25だしやばい…」みたいな。今思うとそこまで年齢を意識しすぎる必要もないとわかるんですけど、当時はとにかくずっと焦っていました。

世間にいるレールから外れず普通に働いている人が、フリーターやニートを「気楽なプータロー」みたいな扱いしてる人っているじゃないですか。そういう人達は、レールから外れた状況の辛さがわかっていないなと思ってます。イメージされるほど気楽でもないし、普通に毎日不安と焦りとの戦いでかなりキツイんですよ。

ですが、自分はそういうレールから外れて遠回りしながら苦しんだ経験があるから今があると思っています。

「むしろレールから外れて良かった」と今は思える

なぜレールから外れたことが良かったと思えるのか?頑張って言語化していきます。

シンプルに言うと、筆者は大学卒業時点で本当に色々な点で未熟だったため、モラトリアム期間としてレールから外れた環境と時間が必要だったのだと思います。この期間がなければ、今の自分はないと断言出来ます。

筆者の場合は、大学卒業から今の会社に入るまでに10年以上かかりました。前職で初めて正社員になるまでには約6年かかっています。この期間を経て、思うことは色々とあるのですが、大きく分けると以下のようなことを考えています。

  • 不安や孤独で将来が見えないときこそ成長している
  • 感謝の念を持つことができる
  • 後から幸せを感じるのも悪くない
SOSSU

全体的に抽象的な内容にはなりますが…順番に説明します!

不安や孤独で将来が見えないときこそ成長している

なんの組織にも属さず、経済力もなく将来には不安しかない。

そんな孤独な環境だったからこそ、自分の人生について本当に色々と悩み考え抜きました。これが社員としてフルタイムで働いていると、なかなかこうはいきません。目まぐるしく、そして淡々と日々が過ぎ去っていきます。

フルタイムで働いていると、深く何かに向き合い、考えるほどの時間的な余裕も脳のリソースもあまり残らない。そもそも、組織に属して働いている時点で、レールから外れている時のような強烈な危機感はないので、そこまで深く自分の人生に対して自問自答することはありません。

実際に、新卒時の就活では、マイナビとかリクナビに掲載された情報の中からしか選択肢がないように思い込んでしまっていました。仮に自分が新卒での就活に成功していた場合、職業訓練校に行くこともなく、今携わっているWEBの専門的なスキルを習得することもなかったと思います。

このように、筆者の場合は

  • レールから外れた期間に自問自答した経験
  • フリーターや契約社員など様々な雇用形態で上に這い上がろうとした経験

ここに人生で一番の精神的成長があったと感じています。

感謝の念を持つことができる

レールから外れて悩み、這い上がろうとした過去の経験から、精神的にもタフになれました。何よりも様々な状況に対して感謝の念を持つことができるようになりました

今、そこそこのホワイト企業に勤務することが出来ていますが、このような環境でも新卒の離職者が割と出ます。これは、その恵まれた環境がデフォルトの状態になっているので「ありがたみを感じない」というのが一番の原因ではないかと筆者は見ています。

もちろん、その決断を否定するつもりは一切ありません。自分がそうだったように、自分の人生は自ら選択肢切り開いていくのですから、その決断を正解とするべく頑張って欲しいという気持ちです。

ただ、感謝の念を持つことができるかどうかは、人生において割と大きなことだと思うのです。それは、幸せを感じるハードルの高さが全然違ってくるからです。

後から幸せを感じるのも悪くない

例えば、自分の場合はフリーターやニート期間があります。その時の年収でいえば0〜200万とかです。その後、ブラック企業の社員になりましたが、年収は残業しまくって300万ほどです。

これが、そこそこまともな企業に入って、400万や500万になればそれだけでもう大分幸せになれます。「俺もここまで来たか…」的な感じです。平均的な年収でも余裕で幸せなのです。

最初から新卒で400万とかある人にはこれを幸福を感じる事は難しいでしょう。

これは幸福な状況が、先にあるか、後にあるか、というだけの話ですが、後に来る方が人は幸せを長く感じる事ができるんですよ。さらに、これが成功体験となり、まだまだ頑張って次のステージに向かっていこうというモチベーションにもなる。

だから、一度レールから外れた人は幸福を感じやすいし、大器晩成型の素質が形成されていると思うんですよ。

筆者は、自分で自分のことを勝手に大器晩成型だと思って日々頑張っています。

現在の目標は、もう一度レールから外れること

山頂から景色を眺める女性

そんなこんなで、今は「普通の人生」というレールに戻っている筆者ですが、現在の目標はもう一度レールから外れることです。

過去に厳しい状況を経験しているため、今の状況に対しては本当に感謝していますし、充実もしています。ただ、子供も産まれ、目まぐるしく日々が過ぎ去っていく中で、「自分の人生にどれだけの時間が残っているのか?」と考えることが多くなりました。

週5で最低8時間、通勤時間等含めると1日10時間以上の拘束。こういった働き方を強制されることに疑問を感じるのです。本当は子供や家族の方が大切なのに、会社に気を使って自由に時間を作れない事も多い。(有給自由にとれないとか)

このような時間的な事以外にも色々とあります。

正直、40近くまで会社員をやってると、そこから大きな何かを得る、成長し続けるということに限界を感じるのです。というか、ぶっちゃけて言えば、会社に最低週40時間以上い続けなければならないことが、キツイしつまらないと感じてしまう。すごく人生を無駄にしていると考えてしまうんですよ。

趣味の時間もそうですし、家族や子供との時間も、持てる時間は限られています。

「会社やめて自由に生きたい」

これが今の大きな目標です。

家族を養いつつ、経済的にも困窮しない状況で自由になる。これはもう経済的にも仕事的にも自立するしか方法がありません。なので、今は副業と資産を育てて、サイドFIRE(資産収入+個人事業をゆるくやっていくセミリタイアスタイル)を目指しています。

お金の勉強や、個人事業を育てる視点というのは、今の時代、会社員はもちろん、現在レールを外れて悩んでいる方にもとてもおすすめです。ここをしっかり育てていけば、雇用形態とか関係なくなるからです。必ずしも正社員で就職する必要性がなくなる。

もちろん、これは口で言うほど簡単なことではないので、一旦は正社員としての就職を目指しつつ、平行して取り組んでいくというのが個人的にはおすすめですね。

余談。お金への価値観について

自分で言うのもなんですが、筆者は本当にお金に対して無頓着な人間でした。

これは、長い間実家でお世話になってたこともあるとは思いますが…。別に贅沢とかいらないから、普通に自分らしく平穏に暮らしたいとずっと思ってましたね。

なので「お金を稼ぐ、経済的に豊かになる」ということに、どこか欲深いというか、少し下品?というようなイメージを持っていたと思います。これは結構わかる人はわかると思います。特に若い人は。ただ、やはりいつかは自立して独り立ちしないといけないし、家庭を持つとそれを守っていく責務も出てくる。そういったことに真剣に向き合えていなかったんです。特に20代の頃はずっと。

そして今はなんやかんやでガラっと変わり、経済的に豊かになるということは大きな目標の中のひとつです。

これは贅沢や派手な暮らしをしたいという願望ではありません。自由に生きるために、人生の選択肢を広げるためには経済力が必要不可欠であるとわかったからです。

会社の言いなりになりたくない。
家族とも色んな思い出を作りたい。
親にだって、今まで受けた恩をしっかり返していきたい。

このようなことには、全て経済力が必要です。

そして、経済力を身につければもっと社会貢献だってできるはずです。

今は正直そこまでの時間的・金銭的余裕はないのですが、将来的にもっと経済力が身につけば、恵まれない子供への社会支援とかもしていきたい。これは筆者の今の密かな夢でもあります。(子供が産まれてからこのような気持ちが芽生えてきました)

なので「経済力をつける」ということに対してネガティブなイメージを持つのではなく、ポジティブな目標と捉える。これは凄く大事な視点だと思うのです。

おじさんからの助言

ここまで本当にクソ長い文章を読んでいただきありがとうございました。

自分でもビックリするぐらい長々と書いてしまいました。

需要があるかないかとかもう関係なく頑張ってかきました。

1億人以上いる日本の人口の中で、誰か一人にでもポジティブな影響を与えられる事があるなら発信する意味があると信じて書いてきました。

最後に、アラフォーのおじさんからレールを外れて悩んでいる方へのアドバイスを書き残しておきます。

気が向けば読んでみてください。

  • 空白期間については大きな問題ではない
  • 生活リズムを整えよう
  • 小さな成功体験が大事
  • 地方自治体の機関は意外と役に立つ
  • 読書をしよう!筆者のオススメの本3選

空白期間については大きな問題ではない

筆者の個人的な考えですが、空白期間については大きな問題ではないと考えています。

もちろん各採用者によっても、企業によっても考え方は違いますし、空白期間はないに越したことはない。それも確かにひとつの事実ではあります。

ですが、遠回りした時間も含めてその人の人生です。その時間に色々と悩んだり、葛藤したりした時間があったからこそ次のステップに進むことができる。仮に面接で何か聞かれたとしても、堂々としてれば大丈夫です。

「遠回りした時間があったからこそ今がある」

そんな風に思えるように、ポジティブに進んでいくことが大切だと思ってます。

生活リズムを整えよう

規則正しい生活リズムに整えるのは、恐らくあなたが考えているよりも遥かに重要です。

レールを外れた時間を過ごしていると、起床時間とか色々と狂ってしまう方が多いんじゃないかと思います。

SOSSU

というのも、筆者もめちゃくちゃそんな感じでした。

どんどん夜型になってしまうし、夜ふかししてネット・ゲームとかして、起きるのは昼過ぎとか酷いときは14時〜15時とか。このような生活で、どれだけ時間を無駄に浪費してしまったかわかりません。

それに、このような生活をしているとメンタル的にも弱くなってしまいます

自分に自信が持てなくなるし「フルタイムで毎日早起きして仕事行けるのかな?」みたいな弱気な気持ちが生まれてしまいます。逆に、朝早起きしたり適度な運動をしていると、自分に自信が生まれるし、時間も自然と有効的に使えるようになります

この辺の心持ちも、就職活動時に面接とかに望む上での違いになってきます。生活リズムは整えるに越したことはありません。

SOSSU

関連記事も書いてるので、良かったら目を通してみてください。

小さな成功体験が大事

小さな成功体験こそが、自分の人生を支える土台になってくれます。

自分の場合は、特に20代の頃仕事で上手くいかないことが本当に多かったです(筆者の人生ダイジェスト参照)。仕事をクビになったり、ブラック企業でヤバい状況になった時でも「チームの人たちの信頼を掴めた」「スキル面での壁は超えつつあった」。そんな風に失敗よりも、小さな成功に目を向けて、自分の中の「小さな誇り」として大切にしてきました。

小さな成功、小さな誇りが折れそうになる自分の心を何度も繋ぎ止めてきてくれたのです。

そしてこの小さな成功体験は、筆者のような新たな仕事への挑戦みたいな大がかり(?)なことでなくても構わないのです。先述したような、生活リズムを整えることでも構いません。

「毎日早起きできている」
「早起きしてランニングを継続出来ている」

こういったことも立派な成功体験です。

レールを外れた生活をしていると、普通に就職して働いている人がすごく眩しく立派に見えると思います。ですが、社会人でも早寝早起きや運動を長年継続出来ている人はほとんどいません。一握りです。特に筋トレを1年以上継続出来る人間は100人いれば5人程度です。その事実が自分に大きな自信をもたらしてくれるのです。

筆者は過去の記事でも早起きや運動の習慣化を声高にオススメしてきているのですが、そういう理由です。

SOSSU

レールを外れて自信を失いかけている方は、是非参考にしてみてくださいね。

地方自治体の機関は意外と役に立つ

意外と知られていないかもしれませんが、地方自治体や公共機関には色々と役立つ機関があります。

人生ダイジェストの項でも触れていますが、筆者はこの2つに大変お世話になりました。

  • 就職支援施設
  • 職業訓練校

特にどういう点で良いのかという所ですが、筆者的にはやはり人との繋がりを感じられる点です。

レールから外れた生活はやはり、孤独との戦いでもあります。こういった施設で同じ状況の仲間がいると、やはり心強いですし安心感があります。人の目があるということで、一人だとだらけてしまうところでも、ひと頑張りできたりします。

就職支援の場合では、求人の探し方から面接の対策であったり、書類の書き方を教えてもらえたりと、一人だったら右も左もわからないことでも総合的にサポートしてもらえます。職業訓練校であれば、給付金をもらいながら、ゼロからのスキルを習得することが出来ます。筆者的にはこの制度によって人生が変わった人間の一人だと思っているので、心からオススメすることが出来ます。

もし、就職なんかに失敗してどうしていいかわからず不安を抱いているという方がいれば、こういった地方自治体の機関を検討してみてください。

読書をしよう!筆者のオススメの本3選

読書をしよう!読書は精神的な成長や新しい価値観の形成にうってつけです。

筆者がある程度読書をしだしたのは、30代半ばぐらいから、、、正直もっと20代とかの頃からしっかり読んでおけば良かったと思ってます。

「本を読むったってどんな本を読めばいいの?」と考えているそこのあなた。

筆者がもっと早く出会いたかったと思う本を3つピックアップしてご紹介します。

これらを20代の頃とかに読めていたら確実にもっと高い所へ到達出来たであろう…そんな名著たちです。

SOSSU

ちなみにこれらの本は別に20代とか若くなくても、何歳の方でも全ての方に全力でオススメします。

クレッシェンド

1冊目は「クレッシェンド」です。

「7つの習慣」で有名なスティーブン・R・コヴィーの「素案」を長女のシンシアが完成させたという一冊です。この親子の素敵なエピソード(父親が仕事仲間の誘いを迷わずに断って娘であるシンシアとの約束を守ったという話)に惹かれて購入しました。

どんな年齢・ライフステージ、どんな成功者で「人生のピークにある人」、もしくは「困難に直面して人生のどん底にある人」でも、この先の人生に本当のピークや挑戦、生きがいが残されているというのがメインテーマで、常に人生を前向きに、右肩上がりに生きていくためのパワーをもらえる本となっています。

SOSSU

レールを外れたことで、孤独感や不安感に悩んでる方は是非読んでみてください。

お金の大学

2冊目は「お金の大学」です。

少しお金について触れていましたが、経済力を身につける方法は全てこの本に網羅されていると言っていいでしょう。

支出の減らし方、お金の守り方、安全で再現性のある投資方法、副業について、などなど。

この辺りの知識は、「時は金なり」という言葉があるように、若い頃に知れば知るほど有利であることは間違いありません。

SOSSU

筆者も「もっと若い頃に出会いたかったな」と思う本の一つですね。

とはいえ「今日が一番若い日!」というマインドで取り組むのが1番です。

「運動しなきゃ…」が「運動したい!」に変わる本

「人生の悩みの9割は運動と筋トレで解決する…」これはあながち言い過ぎではありません。

ということに筆者は30代半ばを過ぎて気が付きました。

昔は筋トレとかマッチョに偏見があったのです。そういう方は少なくないと思うのです。

ですが、運動と筋トレを習慣化することによって人生はゆるやかに上向いていくことをここ数年で体感しました。

疲れやすい
行動力がない
イマイチなんか全体的にやる気が出ない
自分にあまり自信が持てない

SOSSU

こういう人っていませんか?
これ全て過去の筆者なんですよ。

運動・筋トレによって、全て解決します(断言)

一つのいい習慣をつくることで、行動習慣がどんどん連鎖していき、人生を好転させるパワーになっていきます。

その辺りのことが、科学的・医学的エビデンスを元に、わかりやすく熱く書かれている本になってます。

著者のTestosteroneさんは他にも筋トレ系の本を複数出版されていますが、どれもポジティブなパワーを貰える素晴らしい内容になっています。

SOSSU

是非読んでみてください

SOSSU

最後までお読み頂き本当にありがとうございました!

あるある コラム風 ブラック企業 リフレッシュ 人間関係 休日 就職 成長 朝活 考え方 職場 転職 運動

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次:読みたい部分からどうぞ