こんにちは。運営者のSOSSUです。→こんなやつが書いています
「自分って、なんでこんなに仕事できないんだろう」
毎日、会社で繰り返される「ダメな自分」の内省。
やることなすこと、うまくいかない日々。
それでも辞める勇気は出せず、ただなんとなく仕事をこなし続けていく…。
そんな毎日を続けていると、自分を責める言葉ばかりが頭の中に残り、「どうせ自分なんか…」と、心がすり減っていきます。
結論から言うと、「仕事できない自分が嫌い」という状態は、あなたの性格が悪いとか、根性が足りないから起きているわけではありません。
- 周りとの比較
- 評価やミスへの恐怖
- そもそも環境が合っていない
こういった要素が重なった結果、「自分はダメだ」と感じやすい状況に追い込まれているだけのことがほとんどです。
この記事は、かつての自分もそうだったという視点から、同じように苦しむあなたへ「心を楽にするための小さな習慣」と
「考え方の整理」をお届けするものです。
いきなり完璧を目指す必要はありません。




まずは、自分を少しだけ労わってあげるところから、一緒に始めてみませんか?
「仕事できない自分が嫌い」になってしまう理由



まずは、「仕事できない自分が嫌い」という状態がどうやって生まれてくるのかを整理しておきたいと思います。




そもそも「仕事ができる・できない」というのは、とてもあいまいな言葉だと思いませんか?
- 数字を出せる人が「仕事ができる」なのか
- 調整がうまい人が「仕事ができる」なのか
- 人に好かれる人が「仕事ができる」なのか
本当は会社や業界、上司によって定義がバラバラなのに、そこに自分で勝手な理想像をくっつけて、
「そこから外れている自分はダメだ」
と決めつけてしまうところから、自己嫌悪が始まります。ここでは大きく、次の3つに分けて考えてみます。
- 比較思考と自己否定グセ
- 評価やミスへの恐怖
- 環境そのものが合っていないケース




順番に見ていきましょう。
比較思考と自己否定グセ
まず一つ目は、「他人との比較」が当たり前になってしまっているパターンです。
- 同期のあの人はどんどん評価されているのに、自分は怒られてばかり
- 後輩の方が仕事を覚えるのが早くて、置いていかれている気がする
- SNSを開けば、「仕事楽しい」「昇進しました」という投稿が流れてくる
こういうものを毎日見ていると、基準がどんどん厳しくなっていきます。
本来なら「自分なりの成長ペース」でいいはずなのに、勝手に「理想の優秀な社会人像」をつくってしまい、そこから外れている自分を責め続けてしまう。
私も一時期、「同期の中で一番できないやつ」だと自分で決めつけていて、一つミスをするたびにそのイメージを強化していました。
大事なのは、「他人との比較でしか自分を評価していない状態」に気づくことです。
そこでいったん立ち止まって、「過去の自分と比べてどうか」という軸を取り戻していく必要があります。
評価・ミスへの恐怖
二つ目は、「評価」と「ミス」に対する恐怖が強すぎるパターンです。
- 上司にどう思われているか、常に気になってしまう
- ミスをしたら、もう終わりだと思ってしまう
- 評価面談の時期が近づくだけで、胃が重くなる
こういった状態が続くと、「仕事ができない自分」への嫌悪感がどんどん強くなっていきます。
特に、日本の会社はどうしても「減点方式」になりがちです。
大きな成果を出さなくても怒られはしませんが、ミスをすると目立ってしまう。
その結果、
ミスすること=存在そのものの否定
くらいに感じてしまう人も多いです。




私も過去に、ミスが重なったタイミングで上司に冷たい態度を取られ続け、「この人から完全に見放されているな」と感じた時期がありました。
そのころは、出社前に「今日は何も言われませんように…」と祈ることばかり考えていて、仕事を良くするために何をするか、という視点はほとんど消えていました。本来、ミスは「やり方や仕組み」を見直すための材料であって、あなたの人格や人間性を否定するためのものではありません。
それなのに、会社側の接し方や評価の仕組みのせいで、「ミス=自分は価値がない」という解釈になってしまうと、どれだけ頑張っても自己否定から抜け出せなくなってしまいます。
もし「前まではふつうに話していたのに、最近なんとなくよそよそしい」「自分にだけ態度が冷たい気がする」と感じているなら、「職場で仲が良かったのに嫌われた気がする…」と悩んだときのチェックポイントと対処法をまとめた記事も置いています。→ 職場で仲が良かったのに嫌われた気がする…気にしすぎて辛い時の対処法
環境そのものが合っていないケース
三つ目は、そもそも「環境が合っていない」ケースです。
- スピード第一で、じっくり考える時間がほとんどない
- 感情的に怒る人が多く、質問しづらい雰囲気になっている
- 業務量に対して人が足りておらず、常にキャパオーバー
こういった職場では、誰が入ってもある程度ミスは出ますし、余裕のない空気の中で働いていれば、自己肯定感が削られるのも当然です。環境が過酷なのに、
周りはなんとかやっているのだから、自分がダメなんだ
と、全部自分のせいにしてしまうのはかなり厳しい状況です。
本当は、
- 仕事の内容が合っていない
- 求められるスピード感が、自分の特性とズレている
- そもそも人間関係や価値観が合わない
といった「環境側の問題」が大きいのに、自分の能力や性格だけを責め続けてしまう。
もちろん、自分の改善点を見直すのも大事ですが、それ以前に「この環境自体が自分に合っているのか?」という視点を持つことも、同じくらい大切です。
心が楽になる3つの行動習慣
ここからは、「仕事できない自分が嫌い」という状態から、少しずつ心を楽にしていくための行動習慣についてお話しします。
いきなり自己肯定感を高めようとしても、現実はなかなか変わりません。
むしろ、頑張ってポジティブになろうとするほど、「やっぱり自分は変われない」と落ち込んでしまうこともあります。
だからこそ、ここでは
- 小さく始められる
- 続ければじわじわ効いてくる
- 「自分を責める時間」を少しずつ減らしていける
そんな習慣にしぼって紹介します。
「心が楽になる行動習慣」は以下の3つです。
- 朝に「心の余白となる時間」をつくる
- スマホから離れて「デジタルデトックス」してみる
- 適度に運動をして、思考をリセットする




順番に解説していきます!
朝に「心の余白となる時間」をつくる



朝に「心の余白となる時間」を持ちましょう。
毎朝、目覚ましが鳴って、急いで電車に飛び乗る。
そのまま一日中、会社の予定や上司の機嫌に振り回されて終わる…。
そんな日々を繰り返していると「自分の人生を生きていない…」と感じてしまいませんか?
会社に生活の全てを支配されるような感覚です。
そこでオススメの行動が、早起きしてちょっとした”自分だけの時間”をつくることです。




例えば朝の30分を、こんな風に変えてみる。
- 温かい飲み物を飲みながら、ぼーっとする時間を10分つくる
- その日にやることを3つだけメモに書く
これだけでも、心の余白がかなり変わりました。大げさな朝活をしなくてもかまいません。
- いつもより10分だけ早く起きる
- その時間だけは、会社のことを考えない
- 「今日はこれができたらOK」というラインを決める
こういった小さな習慣でも、「仕事だけに支配されている毎日」から、少しずつ距離をとることができます。




会社のことばかり考えてしまって疲弊している人は、こちらの関連記事もオススメです。
スマホから離れて「デジタルデトックス」してみる



二つ目は、「スマホとの付き合い方を少し変える」ことです。




スマホって、気づけば無意識に手が伸びていませんか?
なんとなくSNSを眺めていたら、あっという間に時間が過ぎていた。
他人のキラキラした投稿を見て、余計に自己嫌悪になる。
夜、布団の中で仕事のことを検索してしまい、不安が増える。
こういう時間が積み重なると、心のエネルギーはどんどん削られていきます。




たとえば、こんな時間を意識してつくってみてください。
- 夜寝る前の30分だけ、スマホを手の届かない場所に置く
- 朝起きてから1時間は、SNSを開かない
- 通勤中は読書や音楽に変える
など、ルールを一つ決めてみるのがおすすめです。
スマホから離れた時間は、最初は落ち着かないかもしれません。
それでも続けていると、少しずつ
自分の頭で考える時間
今の感情に気づく時間
が戻ってきます。
「仕事ができない自分が嫌い」という気持ちは、スマホから入ってくる情報に刺激されて、必要以上に大きくなっていることも多いです。情報から距離をとる時間を意識的につくるだけでも、自己否定のスピードはだいぶ緩やかになります。
適度に運動をして、思考をリセットする



三つ目は、「軽い運動を習慣にする」ことです。
自己否定が強いときほど、頭の中で同じ考えがぐるぐる回り続けます。
「あのとき、こうしておけばよかった」
「また失敗したらどうしよう」
「自分は何をやってもダメだ」
こういった思考ループは、頭の中だけで止めようとしても、なかなか止まりません。そんな風にメンタルが沈みきっている時ほど、実は身体のコンディションが大きく関わっていることがあります。
そんなときに試してほしいのが、ちょっとだけ体を動かすことです。




例えばこんな感じです。
- 一駅だけ歩いてみる
- 寝る前にストレッチをする
- 休日に少し長めに散歩をする
どんな運動でも良いのですが、ポイントは「頑張りすぎないこと」です。「今日もちょっと動けたな」と思えるだけでも、不思議と気持ちが軽くなって、自信が戻ってくる感覚があります。
ハーバード大学の研究でも、軽い有酸素運動が「ストレスホルモン(コルチゾール)」を抑え、前向きな気分や自己効力感を高めることがわかっています(※1)。
※1:Harvard Medical School “Exercise and mental health”(2021)では、定期的な運動がうつ症状の緩和やストレス軽減に寄与すると報告されています。
軽い運動を続けていると、頭の中のモヤモヤが少しずつほぐれてきて、「仕事できない自分が嫌い」という感情も、少し距離をおいて眺められるようになっていきますよ。




運動のメリットについては、こちらの本に熱くコミカルに、医学的・科学的エビデンス付きで書かれています。とてもオススメです。
筆者の体験談:仕事できない自分が嫌いだった頃の話
こまで、原因や習慣の話をしてきましたが、正直なところ、私も長い間「仕事できない自分が嫌い」な側の人間でした。




二十代のころ、ある会社で働いていたときのことです。
- 周りは要領よく仕事をこなしているように見える
- 自分だけ指示の意図をうまく理解できず、何度も聞き返してしまう
- 教えられたことを全部こなそうとして、逆にいっぱいいっぱいになる
そんな状態が続いていました。
ミスをすると、上司の表情が一瞬だけ曇る。
その顔を見るたびに、きっと「こいつ、本当に使えないな」と思われている…




などと勝手に妄想して、どんどん自分を追い詰めていました。
一番きつかったのは、仕事から帰ってきて、風呂上がりにようやく落ち着いたタイミングで、ふとその日の失敗を思い出す瞬間です。
「あのとき、ああ言わなければよかった」
「あのチェックをちゃんとしていれば…」
頭の中で何度も再生してしまい、眠る前まで自分を責め続けていました。
そんな生活を続けているうちに、いつの間にか
仕事ができない=自分には価値がない
という考え方が、自分の中で当たり前になっていました。
そこから少しずつ楽になっていったきっかけは、劇的な成功体験ではなく、さっき書いたような「小さな習慣」を積み重ねたことでした。
- 朝の時間を少しだけ自分のために使う
- スマホを見る時間を減らして、自分の気持ちと向き合う
- 散歩やストレッチで、考えすぎの頭を一度リセットする
こうして、「仕事」だけに自分の価値を預けるのではなく「仕事とは別に、自分の生活をちゃんと持つ」という感覚が少しずつ戻ってくると、ミスや評価への恐怖も、前ほど刺さらなくなっていきました。
いきなり性格や能力が大きく変わったわけではありません。
ただ、「自分を責め続ける時間が減った」「まあ、今日はここまでできたから良し」と思える日が増えた。
この積み重ねが、結果として「仕事できない自分が嫌い」という感覚を、だんだん弱めてくれたのだと思います。
まとめ|自分の人生を取り戻すための1週間プラン



ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
「仕事できない自分が嫌い」という感覚は、それだけ真面目に向き合ってきた証拠でもあります。ただ、その真面目さが自分を追い詰めてしまっているなら、少しずつ方向を変えていく必要があります。
最後に、この記事を読んだあとに試してほしい「1週間プラン」をまとめておきます。




全部できなくてもかまいません。気になったところから、1つずつで大丈夫です。
【1日目】 朝の時間を10分だけ、自分のために使う
- いつもより10分だけ早く起きてみる
- 温かい飲み物を飲みながら、何もしない時間をつくる
- 「今日これができたらOK」ということを1つだけメモする
【2日目】 仕事の中で「自分を責めやすい瞬間」をメモする
- ミスしたとき
- 人と比べて落ち込んだとき
- 上司の表情を気にしてしまったとき




その場でメモが難しければ、帰宅後に思い出しながらでもOKです。
【3日目】 寝る前30分だけ、スマホから離れてみる
- ベッドや布団とは別の場所にスマホを置く
- 代わりに、本を読む・音楽を聴く・ぼーっとするなど、静かな時間をつくる
【4日目】 一駅分だけ歩いてみる or 寝る前にストレッチをする
- 無理せず、続けられそうな方を選ぶ
- 時間や距離は短くていいので、「今日も少し動けた」と感じることを優先する
【5日目】 「他人との比較」を一度横に置いてみる
- 同期・同僚・SNSなど、比べてしまう相手を紙に書き出す
- その上で、「半年前の自分と比べてどうか」を一つだけ書いてみる
【6日目】 今の職場との相性を、冷静に書き出してみる
- 合っているところ
- 正直きついところ
- 変えられそうな部分
- どう頑張っても変えられなさそうな部分




上記をメモ帳などに書き出していきます。
【7日目】 これからの選択肢を、ざっくり整理してみる
- 今の職場で続ける場合に、変えてみたいこと
- 異動や部署変更で楽になりそうなポイント
- 転職や働き方を変える場合に、準備しておきたいこと
「今すぐ辞める・辞めない」を決めるための一週間ではありません。
あくまで、自分の人生を会社だけに預けないための一歩として、この1週間プランを置いています。
もし、「ミスが続いてつらい」「怒られるのが怖くて、毎日びくびくしている」という感覚が強いなら、ミスとの付き合い方にしぼって整理した記事も書いています。
また、「覚えられない」「教わっても頭に入ってこない」という悩みが強い場合は、こちらの方が近いかもしれません。
- そもそも「会社自体がしんどい」
- 「辞めたいけど、現実的に不安が大きい」
と感じているなら、働き方そのものを整理した記事も、どこかで読んでみてください。
あなたの人生は、会社だけのものではありません。
少しずつ、少しずつでいいので、「仕事できない自分が嫌い」という状態から距離をとって、自分のペースで生きていける土台を一緒に整えていけたら嬉しいです。
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最後までお読み頂きありがとうございました!












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