こんにちは。はじめまして。→こんなやつがかいています。
「転職できる人が羨ましい」と感じたことはありませんか?気づけば、友人や身近な同僚が次々と新しい会社へ。そんな姿を見るたびに
「自分には転職なんて無理」
「転職できるのは一部の優秀な人だけ」
「その行動力なんなん?」
こんな風に感じていませんか?
でも実際は、転職に特別な才能や学歴・スキルは必要ありません。
今の時代、転職は当たり前になりつつあり、“選択肢を広げる手段”として活用されるようになっています。
というのも、これを書いている筆者は正直な所Fラン大卒であり、フリーター等の空白期間もありながら、転職によってプライム上場企業に務める事ができています。
この記事では、そんな筆者の体験談も踏まえつつ、「現代の転職に関する新しい常識」や「転職ができる人の共通点」そして「転職にトライするためのステップ」について解説していきます!




それではいってみましょう!
転職できる人って本当にすごいの?



まず「転職できる人はすごいのか?」という点について解説していきます。
確かに、転職に成功する人は一定のスキルや経験を持っていることが多いですが、「転職する=特別な才能や経験がある」というわけではありません。実際にはスキルがなくても転職できる人は大勢います。




たとえば、以下のような人も転職を成功させています。
- 仕事の成果は平凡だけど、転職市場の動向をよく調べている人
- スキルに自信がなくても、積極的に行動し、面接で自分をアピールできる人
- 人脈を活用して良い職場を見つけた人
要するに、「スキルやスペックが全て」ではないのです。転職できる人は、意外と情報収集や行動力でチャンスをつかんでいることが多いです。
- 転職に必要なのは「能力」よりも「決断力」
- 筆者の事例・スペック




上記項目に分けて、もう少し詳しく解説していきます。
転職に必要なのは「能力」よりも「決断力と勇気」
転職に必要なのは能力ではなく、決断力と勇気です。たとえば、「この職場はもう合わないかも……」と考えたとき、
- 「もう少し様子を見よう」と言い続けてズルズル残る人
- 「とりあえず転職サイトを見てみよう」と動く人
この差が、転職できるかどうかの分かれ道になります。多くの人は「今より悪くなったらどうしよう」と不安を感じますが、転職に成功する人は「今より良くなる可能性があるなら動いてみよう」と考えます。
とは言っても、もちろん環境の変化はどんな人にとっても不安なことだし、リスクを感じると現状を維持しようとする気持ちが働くことも理解できます。これは、本当にどんな人だってそうだと思います。




筆者が、転職のような決断をする際によく考えていることはこの3つ。
- 正解の道を探すのではなく、選んだ道を正解にする。
- 仮に次の職場で上手くいかなくても、それも人生単位でみればいい経験。
- 死ぬ間際に後悔しないのは、どちらの選択か?を考える。
このようなポジティブさと、中長期的な視点を持つことは、自分で言うのもあれですが、すごく重要な考え方だと感じます。
筆者の事例・スペック
筆者は現在、運良くプライム上場の大きめの会社に転職して働いています。(と言ってもトヨタとかソニーみたいな超大手とかではなくそこそこといった規模のとこです)
で、結論から言うと筆者のスペックは高くありません。ちなみに一応大卒ではありますが、俗に言うFラン大であり、しかも新卒時の就活に失敗しています。フリーター等の空白期間もあり、人生のレールを外れたという感覚に20代の頃はずっと苦しんでいました。
その後、職業訓練校でWEBデザインの基礎的なスキルを習得し、小さい会社に潜り込みました。ブラック企業を含め何社かで経験を積み、運良く今の上場企業に転職できたという形です。(ちなみにブラック企業に勤めている時はずっと求人情報みていました。もはや趣味の領域でした。)
ご覧の通り、筆者は新卒で就活に成功してしっかり働いている同世代や友人に対して負い目を感じてたレベルの人間です。筆者のスペックを考えれば、転職は行動さえすれば本当に誰でもできるという事が証明されていると感じます。




職業訓練校については記事にしています。
転職が当たり前になっている時代



転職が一般的になっている現代社会において、2024年には正社員の転職者数が99万人を突破し、過去最多を記録しました。
転職はもはや「スキルやキャリアを有する人だけができること」ではなく、「誰もが選択可能な選択肢」になりつつあります。
転職が一般的になった要因を3つの要素に分解し考えていきます。
- 終身雇用が崩壊しつつある
- 転職経験=スキルアップの証明になる
- 転職のハードルが下がった




順番に解説していきます。
終身雇用が崩壊しつつある
終身雇用制度が崩壊しつつあります。かつては「一つの会社に長く勤めることが美徳」とされていましたが、現代社会においては、その考え方が変化してきています。
- 企業の寿命が短くなり、生涯同一企業に勤務することが困難になったこと
- 年功序列制度の崩壊に伴い、転職による給与向上を志向する人が増えたこと
- 副業による自己実現にチャレンジする人が増えたこと
このような状況から、「転職することが当たり前」という時代が到来しつつあると言えるでしょう。
かつては「一つの会社に長く勤めることが当然」という風潮が根強く存在していました。しかしながら、現代社会においては、転職市場が活発化し、企業側も「一度採用した社員を定年まで雇用する」という考え方を改めつつあります。
実際、大手企業においても「45歳以上の早期退職」を募集するケースが増加しており、「一社にしがみつくリスク」を無視できない時代となりました。すなわち、「転職することがリスク」ではなく、「転職しないことがリスク」になりつつあると言えるでしょう。
転職経験=スキルアップの証明になる
転職経験はスキルアップの証となるだけでなく、キャリア形成に対する積極性や主体性を示すものとして評価される傾向にあります。
「転職回数が多いと不利」という従来の考え方は、変化するビジネス環境に対応できる人材が求められる昨今、必ずしも当てはまりません。むしろ、転職経験は、新しい環境に適応し、成長を続ける能力を示すものとして、企業側からも評価される傾向にあります。
特に、20代・30代における転職は、キャリアアップの機会として捉えられています。「転職=逃げ」ではなく、「自身の市場価値を高めるための戦略」として積極的に活用する方が増えています。
転職のハードルが下がった
インターネットの発展に伴い、転職のハードルは大きく低下しました。
転職サイトやSNSを活用すれば、誰もが容易に求人情報を検索できます。企業側も「転職者を積極的に採用する」という姿勢が強まっています。また、「転職エージェント」を利用すれば、面接対策や職務経歴書のアドバイスも受けることができます。
「転職は大変そう」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、実際にはスマホを数回タップすればで求人を探せる時代です。リモートワークの普及により、勤務地の制約が減り、選択肢も広がりました。
「今の会社が合わない」と感じたら、まずは気軽に情報収集をしてみてはいかがでしょうか。筆者のように人生が変わるかもしれませんよ。
転職に成功する人の共通点とは?



次に、転職活動において成功する人の共通点について考察いたします。
転職という環境の変化は、誰にとっても不安を伴うものです。その不安を乗り越え、転職活動に成功する人には、どのような共通点が見られるのでしょうか。これに関しては、明確な答えがあります。




それは、行動力です。
とは言っても、そんなことは恐らく誰だってわかっていますよね。では、なぜそのような行動力が備わっているのでしょうか。その理由を詳しく解説していきます。
「転職に成功する人に行動力が備わっている理由」は以下の5つです。
- 成功体験があるから、行動のハードルが低い
- 「失敗=終わり」ではなく「経験」と考えている
- 「完璧」を求めない。とりあえず動く
- 「今の職場にいる方がリスク」と気づいている
- 実は飽きっぽい?




順番に解説していきます。
成功体験があるから、行動のハードルが低い
転職を成功させる人は、「行動すれば何とかなる」という感覚を持っています。これは、生まれつきの才能ではなく、小さな成功体験の積み重ねによって培われるものです。例えば、過去に転職を経験し、
「予想以上に早く内定をとれた」
「新しい職場の方が働きやすかった」
といった感覚を持つ人は、「また転職すれば良い」と気軽に考えられるようになります。
成功体験は転職だけに限らず、あらゆる場面で経験することができます。
- 副業で少し収入を得た経験
- 資格試験に合格した経験
- 難しいプロジェクトをやりきった経験
このようなことも、「自分はやればできる」と考えるきっかけになります。
繰り返しになりますが、行動のハードルを下げるためには、小さな成功体験を積むことが重要です。
まずは転職サイトに登録して求人を閲覧する、転職経験者の話を聞くなど、「小さな一歩」を意識して成功体験を重ねていきましょう。




筆者の場合は休日の朝にランニングを継続出来たことが成功体験となり、筋トレや朝活などあらゆる行動のベースとなりました。
「失敗=終わり」ではなく「経験」と考えている
転職に対して慎重になる人の多くは、「失敗したらどうしよう」と考えています。しかし、転職できる人は「失敗しても次がある」という考え方を持っています。
例えば、「転職したらブラック企業だった」「思ったより給与が上がらなかった」といった失敗をした人も、再転職をして軌道修正していることが多いです。むしろ、転職回数を重ねるごとに、理想の職場に近づいているケースもあります。
例えば、筆者でいえばブラック企業含めて複数回転職を経験していますが、このような経験値を積み上げられたと考えています。
- 新しい環境へ順応する力
- それぞれの企業文化への適応力
- コミュニケーション力
また、転職活動そのものが無駄になることはありません。面接での受け答えや企業分析の経験は、次のチャンスに生かせます。
また、筆者個人の考えを述べさせて頂くと「正解の選択肢を探すのではなく、選んだ道を正解にする」というマインドが大切かなと考えています。
転職後、短期的には「失敗かな」とか、人間関係やらで苦労してしまうとか勿論あると思います。
ですが、最終的にはそういう苦労とか経験が「今の自分につながっている」と後から思える日が必ず来る。そんな風に思えるかどうかは転職に成功する人の大きな特徴だと考えます。
「完璧」を求めない。とりあえず動く
「転職したい」と思っても、なかなか行動できない人は、準備を完璧にしようとしすぎることが多いです。
- スキルが足りないから、もう少し勉強してから
- 履歴書の書き方がわからないから、じっくり考えてから
- もっと良い求人が出てくるかもしれないから、今は待つ
こうやって先延ばしにしているうちに、1年、2年があっという間に過ぎてしまうのが現実です。
転職できる人は、「とりあえず動く」というマインドを持っています。求人を眺めるだけでもいいし、適当にエージェントに登録してみるだけでもOK。
しっかりと考えることはもちろん大切ですが、動きながら考える。むしろ「考えるために動く」ぐらいのスタンスでいるほうが転職活動はもちろんですが、何事もいい方向に進みやすいのではないかと思います。
「今の職場にいる方がリスク」と気づいている
転職に踏み切る人たちは「転職しないことにもリスクがある」ことに気づいているのかもしれません。
- 給料が上がらない
- キャリアが停滞する
- ブラックな環境で心身がすり減る
今の会社で10年後にどんな状況になっているか想像してみることも大切です。
昇給の見込みはあるか?
スキルアップのチャンスは?
このまま10年歳を重ねた時に、後悔のない選択は?
「転職しないリスク」に気づいた人ほど、転職活動に踏み出しやすくなるのです。
例えば、同じ会社で長年働いていると、「転職市場の自分の価値」がわかりません。しかし、いざ転職サイトに登録して市場価値を知ると、「今よりもっといい条件で働けるかも」と気づくことがあります。「現状維持=安全」ではなく、「現状維持=リスク」になりつつある時代。これに気づいた人から、どんどん転職活動をスタートさせています。
今の職場になんの不満もないのであれば、もちろん今の職場で働き続ける選択にはなんの問題もありません。もし、今の職場に不満を抱えている、本当にやりかいことや、目指すべき自分の姿がある。という場合は、10年後後悔しない選択は?と自分の心の声に耳を傾けてみましょう。
実は飽きっぽい?
これまで、「転職できる人=行動力がある優秀な人」というイメージで解説してまいりましたが、実際には、飽きっぽいという側面も考えられます。




実は筆者自身もその一人です。
筆者は過去に数度の転職経験がありますが、「飽きっぽい」という一言で表現すると、そんな単純なものではないのですが、仕事にマンネリを感じたり、スキルアップの感覚が薄くなるとモチベーションの維持が難しくなる、という部分が過去にありました。そこに職場環境の問題も重なり、転職せざるを得なかったという事情もあります。
筆者は過去の経験と現在の状況から、転職には人生を好転させる力があると知っていますし、非常に肯定的な立場です。しかしだからといって、無理に転職する必要があるわけではありません。むしろ、転職せずに済むのであれば、それはそれで安定した人生であり、羨ましいと感じることもあります。
とはいえ「転職できる人が羨ましい…」と感じるのであれば、考えすぎて動けなくなる前に、小さくても、一歩を踏み出してみることが大切です。
転職活動に踏み切るためのステップは?



「一歩を踏み出すって言っても何すれば?」という方も多いかもしれません。
そこで、転職活動に踏み切るための具体的なステップを作成してみました。このステップを参考に少しずつ行動に移してみることをオススメします。転職活動に踏み切るためのステップは以下の4つです。
- 1.実現したいことをイメージする
- 2.完璧主義をやめる
- 3.転職サイトに登録してみる
- 4.転職エージェントに登録する




順番に解説していきます。
1.実現したいことをイメージする
転職においては、現在の職場を辞める、というマイナスなイメージよりも、「新しい人生、働き方を実現する」というプラスのイメージを持ったほうがモチベーションを保ちやすく、面接においても好印象に繋がりやすいと感じます。
とはいえ、会社員であれば色々と現在の会社に対する不満が色々と積み重なっていて「はやく辞めて違うところに行きたい」と考えてしまうこともよく理解出来ます。そこで「実現したいことをイメージする」なのです。




例えばこのような感じです。
- 年間休日数◯◯日以上
- リモートワーク可能な職場
- 人間関係のストレスの軽減
このような具体的なイメージを持っておくことで、転職活動の軸がブレにくくなりますし、ポジティブなモチベーションにも繋がりますよ。
2.完璧主義をやめる
次のステップは「完璧主義をやめる」ことです。
「まずスキルの棚卸しとか、書類とかちゃんと準備しておきないと…」
「色々バタバタしてるから落ち着いてじっくり時間とれる時にしよう…」
こんな感じで考えてしまっている間に、予定とか埋まってしまい、モチベーションも薄れていき、結局一歩を踏み出せない…。このような状況になってしまうことは非常によくあるケースです。
単刀直入に言ってしまうと、ほとんどの人にとって、完璧に準備が整う日は来ないし、落ち着く日なんて来ないのです。だからこそ、不完全でも、完璧ではなくても、動いてみる。試行回数を増やして気づきを得る。
「考える→動く」を
「動く→考える」
という順番に入れ替えるだけで、成果が出る可能性は劇的に高まるのです。
3.転職サイトに登録してみる
次のステップです。
1と2は心構え的な内容でしたが、ここからは実際に行動を開始しましょう。
その第一歩としては、転職サイトへの登録です。
「まだ本気で転職を考えていないから…」という人でも全然OKです。




求人を眺めるだけで、色々な発見があります。
「こんな仕事があるんだ」
「フレックス制やリモートワーク可の求人も結構ある」
「自分と同じ職種で今より給料がいい会社もある」
このような感じで、未来の自分のイメージを固める意味でも転職サイトへの登録は意味があります。
- 自分の希望する場所や職種がどのような条件で求人を出しているのか
- 自身の現在の市場価値はどの程度か
などといった情報も得られます。実際にサイトを閲覧することで、転職活動への心理的ハードルが低下する効果も期待できます。「行動を起こす」「一歩を踏み出す」という意味において、手軽さに対して非常に価値の高いアクションだと考えます。
4.転職エージェントに登録する
転職活動を成功させるためには、doda
エージェントは、履歴書や職務経歴書の添削、企業との面接調整、年収交渉など、あらゆるサポートを無料でしてくれます。
通常の転職サイト同様に「まだ転職するか決めていない…」という状態でも全く問題ありません。ペースやモチベーションも含めて相談可能です。




筆者の場合であれば、特に「職務経歴書」や「志望動機」の作成について、よくわからず不安がありました。
この辺りをプロがサポートしてくれるので、転職活動の孤独感や不安感がかなり解消されます。
そして何よりも、通常の転職サイトでは取り扱っていない「非公開求人」というのがあります。どういうわけか、優良のホワイト企業は非公開求人であることが多く、ホワイト企業への転職を狙うのであればエージェント登録は必須なのです。
筆者が転職に成功した会社も転職エージェントのみ求人取り扱いの企業でした。




求人の選択肢だけで考えても、エージェント登録はしておいた方がお得です。
エージェント登録すると「なんかガチガチになりそうだし気が引ける…」という方もいらっしゃると思いますが、転職のモチベーションとかペースとかも意見を伝えておけば大丈夫です。(2回目)
転職活動する場合は、必ず登録しておきましょう。
転職エージェントに相談するのはまだ早いかな、と考える場合はミイダス


このような転職活動を通じて、自分のキャリア・人生について向き合ういい機会になります。
「本当にやりたい仕事は何か?」
「どのような職場環境が自分に合っているか?」
「今後、どのような人生を歩んでいくべきか?」
この先の人生、誰にでも、どんなライフステージにいたとしても、様々な可能性が残っています。
何がきっかけで大きく人生が動き出すかは誰にもわかりません。




自分の人生や仕事に向き合う時間を確保するというのは、悪い選択肢ではないはずです。
まとめ
「転職できる人が羨ましい」と感じるのは、単に行動した人とそうでない人の違いであることが多いです。
転職が特別な才能のある人だけのものではなく、「ちょっと勇気を出して行動した人」が成功しているケースがほとんど。
今の仕事にモヤモヤするなら、まずは「求人情報を見てみる」「転職エージェントに話を聞いてみる」など、小さな一歩を踏み出してみるのもいいかもしれません。
「転職する・しない」は自由ですが、選択肢があることを知るだけでも気持ちはぐっと楽になりますよ。
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