こんにちは!ブログ運営者SOSSUです。→こんなやつが書いています(自己紹介)
「仕事を辞めたいのに辞められない」
頭では「もう限界だ」とわかっているのに、気づけば毎朝同じ満員電車に揺られ、同じ上司の顔色をうかがっている。
そんな自分にモヤモヤしていませんか?
実はこの状況、あなただけではありません。多くの人が「辞めたいのに辞められない」葛藤を抱えています。




私自身も以前、同じように悩んでいました。
「辞めたら生活が崩れるんじゃないか」
「転職しても失敗するんじゃないか」
「そもそも会社に伝えるのがキツイ…」
と不安で動けず、心身を削った経験があります。(現在は克服して転職に成功しています。)
この記事では、筆者の過去の経験をもとに
- なぜ辞められないのか(典型的な理由)
- 辞められないまま放置するとどうなるか(リスク)
- 今日からできる行動ステップ
をわかりやすく解説します。
読んだあとには「動けない自分」に納得しつつ、次に進むための小さな一歩が見えてくるはずです。




こちらの記事もオススメです。
「仕事を辞めたいのに辞められない」よくある5つの理由



「辞めたいけど辞められない」
私自身も過去に強く感じていたことです。
毎朝、出社前に「今日も行きたくないな」と思いながらも、結局ズルズルと働き続けてしまう。頭では「このままではいけない」と分かっているのに、なぜか足が前に進まないんですよね。
では、なぜ多くの人が「辞めたいのに辞められない」状態に陥るのでしょうか。
ここでは代表的な5つの理由を整理してみました。
- 生活が不安で踏み出せない(お金・家族)
- 転職しても失敗するのではという恐怖
- 上司・同僚に申し訳なくて言い出せない
- 辞める手続きが面倒そうで先延ばしになる
- 自分に自信がなく「どこでも通用しない」と思っている




順番に解説していきます。
生活が不安で踏み出せない(お金・家族)
まず一番多いのは経済的な不安です。
「転職が決まらなかったら生活できないのでは?」
「住宅ローンと、子どもの学費も必要だし…」




このような不安は、私も常に頭の片隅にありました。
家族を養っている方なら、余計に「自分だけの問題じゃない」と感じるでしょう。実際、収入が途切れるリスクを考えると、どうしても動きが鈍くなるのは自然なことです。
ただしここで重要なのは、不安を漠然と抱えている状態ではなく、具体的な数字で把握すること。
たとえば「半年間は無収入でも生活できる貯金がある」と分かれば、思った以上に安心できるものです。
転職しても失敗するのではという恐怖
「せっかく辞めても、次の職場でうまくいかなかったらどうしよう…」




これも私が感じていた強い恐怖です。
特に、今の会社に長くいる人ほど「自分が外の世界で通用するのか?」と不安になるんですよね。
転職してブラック企業に入ってしまったり、人間関係で苦労する可能性もゼロではありません。
ただ、最近は転職市場自体がかなり変化しています。リモートワークや副業OKの会社も増え、求人の幅は以前より広がっています。そして、転職エージェントをうまく活用すれば、「自分の市場価値を客観的に把握できる」という安心感も得られる。
恐怖を完全になくすことは難しいですが、「失敗するかも」ではなく「準備すれば成功確率を上げられる」と考えることで前に進みやすくなります。
上司・同僚に申し訳なくて言い出せない



意外と多いのが人間関係に対する遠慮です。
「この時期に辞めたら迷惑になるかな…」
「上司にどう切り出せばいいか分からない」
「気まずい…とにかく気まずい…」
といった思いから、なかなか言い出せない人も多いです。




私自身もそうでした。特に仲の良い同僚や、お世話になった上司がいると「裏切ってしまうんじゃないか」とまで思ってしまうんですよね。
ただ、冷静に考えれば会社は辞める人が出る前提で動いています。
採用計画や引き継ぎ体制も、実際にはある程度仕組み化されているんです。
結局、どんなに優秀で影響力のある人材が辞めたとしても、組織は回っていきます。
つまり「自分が辞めたら会社が回らなくなる」というのは、多くの場合思い込み。
もちろん誠実に引き継ぎを行うことは大切ですが、自分の人生を犠牲にしてまで会社に尽くす必要はないのです。
辞める手続きが面倒そうで先延ばしになる
諸々の手続き。これも地味に大きなハードルですよね。
「退職届を書いて、上司に出して、引き継ぎして…」
と考えるだけで面倒になり、結局ズルズルと先延ばししてしまう。
特に初めて退職する人にとっては、手続きが未知すぎて「ややこしそう」というイメージが強いんですよね。
でも実際には、退職の手続きって意外とシンプルです。
会社の就業規則を確認し、退職の意思を伝えれば、それで大きな流れは決まります。
最近では「退職代行サービス」も普及しており、どうしても直接言いづらい場合は外部に依頼するという選択肢もあります。
「めんどくさいから辞めない」よりも、「少し面倒だけど一度やれば終わる」と捉える方が、前に進む後押しになります。
自分に自信がなく「どこでも通用しない」と思っている
最後に大きな理由として挙げられるのが自己否定感です。
「自分には特別なスキルがない」
「結局どこに行っても役に立てない」
こんなふうに思って、行動にブレーキがかかってしまう人も少なくありません。
私も過去には「自分のスキル・経歴で他社でやっていけるのかな…」という気持ちを抱えていました。
このように不安なときは、小さな成功体験を積み重ねることが対策になります。
副業を少しずつ始めてみるという手段もありますし、それこそ、ちょっと早起きや運動にチャレンジしてみるのもいい。
私の場合は、そういった小さな行動の積み重ねで自信が回復していきました。
また、今はスキルアップの手段も豊富です。
オンライン講座や資格取得、読書やAudibleの活用など、時間や場所を選ばず成長できます。
「何もできない」と思い込むより、「今から伸ばせるものがある」と考える方が、未来への道が一気に広がるはずです。
放置するとどうなる?辞めたいのに辞められない人の末路



「辞めたいのに辞められない」状態を放置すると、気づかないうちに自分をじわじわ追い詰めることになります。
正直、私はこの泥沼に長く足を突っ込んでいた時期があるのでわかるのですが、放置しても状況は好転しません。むしろ悪化する一方です。ここでは代表的な3つのリスクを整理します。
- 心身の不調につながる
- キャリアの停滞を招く
- 人間関係の悪化が広がる




順番に解説します。
心身の不調につながる
朝起きた瞬間に「会社に行きたくない…」と体が重くなる。そんな状態を放っておくと、睡眠障害や慢性的な頭痛、胃腸の不調など、目に見える形で体がSOSを出してきます。さらに悪化すると、うつや適応障害といったメンタルの病気に発展することも珍しくありません。
私も一時期は「休みの日でも仕事のことが頭から離れない」「寝ても疲れが取れない」という状態が続きました。あのときは気力で何とか乗り切ろうとしましたが、今振り返ると完全に危険信号でした。
もし「もう限界かも」と感じたら、一人で抱え込まず専門の相談窓口を頼ってください。厚生労働省の働く人向けポータル 「こころの耳」 では、セルフケアや相談窓口の案内、全国の医療機関検索などがまとまっています。まずは相談窓口に一度連絡して、客観的な助言をもらうのも有効です。
👉️厚生労働省「こころの耳(働く方へ)」はこちらキャリアの停滞を招く
「辞めたい」と思いながらズルズル現状維持していると、キャリアの選択肢はどんどん狭まります。
特に年齢が上がるほど、転職市場では不利になりやすいのが現実です。20代であれば「未経験OK」や「ポテンシャル採用」の枠がありますが、30代後半や40代になると即戦力が求められます。
私は30歳を過ぎてから本格的に転職を考えたのですが、「もっと早く動いていれば楽だったのに」と何度も思いました。動き出すのが遅れるほど、後悔のタネは増えていきます。
人間関係の悪化が広がる
職場でのストレスは、職場だけにとどまりません。
イライラや不安を家族や友人にぶつけてしまい、関係がぎくしゃくするケースは本当に多いです。私も仕事の愚痴ばかりをパートナーに話してしまい、「結局どうしたいの?」と冷たい目を向けられたことがあります。あれはきつかった…。
「辞めたいのに辞められない」という状態を長く続けると、職場以外の大切な人間関係まで壊してしまうリスクがあるのです。
辞めたいのに辞められない人が取るべき行動3ステップ



「辞めるかどうか悩んでいる」段階は、行動を起こすのに一番エネルギーが要る時期です。そこで無理にドーンと変えようとせず、現実的に動ける“3つのステップ”に分けて進めるのがいちばん効率的。
私もこの順序で動いて気持ちが楽になりましたよ。
- ① 自分の状況を整理する(理由・お金・心身)
- ② 辞める準備を小さく始める(転職サイト登録・副業など)
- ③ 辞めても大丈夫な自分を作る(小さな行動で自信を育てる)




順番に解説します。
① 自分の状況を整理する(理由・お金・心身)
辞めたい気持ちが爆発しているときほど、頭の中がごちゃごちゃになります。
私もそうでした。頭で考えるだけでは、焦りと罪悪感がグルグル回ってしまう。だからこそ、一度「書き出す」ことで整理するのが第一歩です。




ノートでもスマホでもいいので、まずは3つだけ書いてみてください。
- なぜ辞めたいのか(できるだけ具体的に)
→ 例:「上司との関係がストレス」「朝起きるのがつらい」「仕事内容に興味が持てない」 - お金の現状
→ 「毎月いくらあれば生活できるか」「貯金がどれくらいあるか」ざっくり把握。
この時点で“いつまでなら余裕をもって動けるか”の目安がつきます。 - 心と体の状態
→ 最近眠れているか、食欲はあるか、朝の出勤が苦痛すぎないか。
この3つを10分でも書いてみると、驚くほど気持ちが整理されます。
「辞めたい理由」がただの感情なのか、それとも心身が悲鳴を上げているサインなのかが見えてくる。
私の場合、「体が先に限界を迎えていたんだ」と気づいた瞬間に、やっと“辞める”を現実として考えられるようになりました。
焦って動くよりも、まず自分の現状を“見える化”すること。
ここから次のステップ(準備と行動)がぐっと現実的になります。
② 辞める準備を小さく始める(転職サイト登録・副業など)



整理ができたら、いきなり辞表を出すのではなく「小さな準備」を始めます。
この段階で大事なのは、勢い任せになるのではなく、リスクをなるべく減らせる状況を作ること。
私もここで準備を始めたことで、「辞める=逃げ」ではなく「次につなげる選択」に変わりました。
辞めるための小さな準備(例)
- 固定費を1つ見直す(サブスク、保険、スマホプランなど)
- 転職サイトや副業サービスに登録だけしておく
- 「今のスキルで外でも通用するか?」を1度検索してみる
- 体調が悪い人は、病院を予約する or 有休を1日とる
どれも15〜20分でできる行動です。ここでは「完璧な計画」を立てる必要はありません。
むしろ“動き始めた自分”を実感できることが大切です。
少しでも準備を始めると、不思議と「もう少し頑張れるかも」と冷静になれたりもします。
③ 辞めても大丈夫な自分を作る(小さな行動で自信を育てる)
準備が少しずつ整ってきたら、次は「自分の土台」を強くしていく段階です。
ここで言う“土台”とは、スキルだけでなく「心の安定」「日々の習慣」「情報を選ぶ力」も含まれます。
私自身、この期間に小さな行動を積み重ねたことで、会社にしがみつかなくても平気な自信が芽生えました。
自信を育てるための小さな行動(例)
- 毎日10分、自分の興味分野の本や音声教材を聞く(Audibleなど)
- 生活リズムを整える(朝の時間を15分だけ“自分のため”に使うなど)
- SNSやニュースでネガティブな情報を減らす
- 「自分のスキル・経験でできること」を3つ書き出してみる
どれも“今日からできる行動”ばかりです。ポイントは、頑張りすぎないこと・細く長くです。




小さな積み重ねが、やがて「もう会社がなくても大丈夫」と思える自信に変わります。
会社を辞める=逃げではない。むしろ賢い選択肢



「辞めたいのに辞められない」と思い詰めてしまうと、自分を責めてしまいがちです。
でも、実際は「辞める=逃げ」ではなく、「環境を変える勇気」です。
ブラックな環境で心身を削り続ける方が、例えば10年後、後悔が残るのではないでしょうか?
転職はキャリアを広げるチャンスでもあります。私自身は、数度の転職経験があります。全部が全部いい職場だったとは言いません。しかし、勇気を出して環境を変えることで、徐々に人生を好転させることが出来ました。
だからこそ、自分を追い込むよりも「どうすればより良い未来を作れるか」に目を向けることが大切です。世の中には、想像以上に多くの企業と働き方があります。少しの勇気を持つことで、人生が大きく好転していくことは珍しいことではありません。
行動を小さく始めたいなら
「転職や副業にすぐ動くのはまだ不安…」という方は、まず知識を広げることから始めてみませんか?
私は通勤やスキマ時間を使って、Amazonの Audible で本を聴く習慣を取り入れました。
移動中もイヤホンで聴いているだけなので、例えば通勤の帰り道でコンビニやスーパーに行っている時間にも読書ができます。読書によって知識や考え方が深まることで、自信につながります。それが行動するための小さな一歩を踏み出すきっかけになっています。
転職を考えているなら、まずは“無料”で一歩を
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私のおすすめは リクルートエージェント と doda。
どちらも大手で非公開求人が多く、相談だけでも情報の幅が広がります。





一人で抱え込む必要はありません。外の世界を見てみることが、最初の突破口になります。
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ちなみに私自身、以前は会社を辞められない側の人間でした。
そこからどう考え方が変わったのかは、こちらで書いています
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