はじめまして。ブログ運営者のSOSSUです。→こんなやつが書いています
一応経歴としては、フリーターからブラック企業、ブラック企業からホワイト上場企業へと転職によってステップアップしてきたというのがあります。→関連記事はこちら
そんな筆者の経験も踏まえて、今回の記事では転職が決まりやすい人の特徴を解説していきます。
「なんであの人はすぐ決まるんだろう…?」
「自分は全然決まらないのに…」
同じような職歴やスキルに見えても、サクッと内定をもらえる人と、なかなか決まらない人がいます。
キャリアでもスキルでもなければ何がその差をわけるのでしょうか?
今回の記事では、【転職が決まりやすい人に共通する3つの特徴】を詳しく解説します。また、【転職が決まりやすい人になるための行動や考え方】にもフォーカスしていきます。
転職活動に苦戦している方、これから転職活動を始めようと思っている方に最適な情報になっているはずです。
是非読み進めてみてくださいね。




それではいってみましょう!
転職が決まりやすい人の3つの共通点



それでは早速ですが、転職が決まりやすい人の特徴から解説していきます。
「転職が決まりやすい人はスキルがあって優秀で…」とかそういうわけではなく、考え方や行動が違うだけなのです。
転職が決まりやすい人には以下3つの共通点が存在します。
- 完璧主義じゃない
- 他人の目を気にしない
- 環境のせいにしない




順番に解説してきます。
完璧主義じゃない
転職がアッサリと決まりやすい人ほど、完璧主義ではありません。
「完璧主義って優秀な人のイメージだし、普通にいいことじゃないの?」
こう考える方も少なくないと思います。ですが、転職がスムーズに決まる人は、入念すぎる準備や情報収集にこだわりすぎません。
「ある程度調べたら、とりあえず動いてみる」
そんな行動力が、結果的にチャンスをつかむ鍵になります。
一方で完璧主義の人ほど、「もっと情報を集めてから」「職務経歴書を練り直してから」といった理由で、応募や相談のタイミングを先延ばしにしがちです。特に転職市場は「早い者勝ち」の側面もあるため、ある程度の完成度で動ける柔軟性を持っている方が、結果が出やすいという側面があります。
【考える】→【動く】ではなく、
【動く】→【考える】に順番を入れ替える。
この違いが、転職が決まりやすい人と、なかなか決まらない人の差となって現れます。
他人の目を気にしない
転職が決まりやすい人は、他人の目を気にしないメンタルを持っています。
転職活動を早く・効率よく進められる人は、「周りにどう思われるか」よりも「自分がどうしたいか」を軸に動いています。
「上司に申し訳ない」
「同僚に気まずいと思われるかも」
「まだ入社して2年だし…」
といった他人視点の迷いは、転職の大きなブレーキになります。
しかし、決まりやすい人はこうした“余計な心配”を振り切る力があります。転職は人生の大きな意思決定。誰かの価値観ではなく、自分のキャリアと人生に責任を持つ感覚が行動を後押しします。
特に20代後半〜30代のタイミングでは、「自分がどんな働き方を望むのか」「どんな人生を実現したいのか」に素直になることが、企業選びでも面接でも説得力を生みます。




「他人軸ではなく、自分軸で人生を生きる」という強い気持ちが大切です。
環境のせいにしない
転職が決まりやすい人は、環境を言い訳にしません。
他責な思考ではなく「自分に矢印が向いている」ということです。
「上司が無能だから」
「社風が合わないから」
こうした“環境のせい”にして転職を語る人は少なくありません。しかし、転職活動ではそれが足を引っ張ることもあるかもしれません。ネガティブな気持ちやオーラがあるというのは、やはり気づく人は気づきます。
転職が決まりやすい人は、もっと建設的な思考をしています。「今の環境では自分の強みが活かせない」「より成長できる場所を探したい」と、ポジティブかつ、自責思考で次のステップに向かっています。
この視点があるからこそ、面接でもポジティブな印象を与えやすく、「なぜうちの会社なのか?」という質問にも軸を持って答えられます。企業側も、前向きに次を見据えている人を採用したいと考えています。
筆者個人の話で恐縮ですが、筆者はブラックな環境で長年働いてきました。会社に対する不満も確かに少なくありませんでしたが、同時に感謝の気持ちも持っていました。多くの経験を積むことが出来たし「社会で生きるタフさも身に着けさせてもらえた」と感じていたからです。その経験がなければ、転職でのステップアップも叶いませんでした。
今の会社に多くの不満を持って転職に踏み切る人も少なくないとは思います。ですが今の会社を選んだのは自分自身。その会社で学べた部分、成長につながった部分も必ずあるはずです。




今の環境を言い訳にせず、ポジティブな気持ちで転職に向かうことが大切です。
転職が決まりにくい人の考え方



転職が決まりやすい人の共通点・特徴をご紹介しました。参考になる部分はありましたか?
次に、転職が決まりにくい人の考え方を解説していきます。
転職がうまくいかない理由は、スキル不足や年齢の問題だけとは限りません。実は、選考に進む前の段階で自らブレーキをかけてしまっている人が少なくないのです。あなたはこのような考え方に陥ってしまってはいませんか?
転職が決まりにくい人の考え方は以下の3つです。
- 求人を選びすぎてしまう
- 不採用になることが「恥ずかしい、怖い」という不安
- 正解にこだわりすぎている




順番に解説してきます。
求人を選びすぎてしまう
転職を検討する際に、現状より良い条件を希望するのは当然のことです。しかしながら、転職活動がなかなか進まない方の多くに共通する点は、求人を過度に選別してしまうことです。
理想的な条件を追求するあまり「基本的にほぼ満足だけど、一部に少し不満がある」といった理由で応募をためらい、行動に結びつけられないという場合があります。
転職が決まりやすい人は、「自分の目で見てみないとわからない部分もあるし、とりあえず応募してみよう」という柔軟な姿勢を持っています。結果的に、面接などの経験値が積み重なることで大きな差が生まれていきます。
理想はあくまでひとつの指標であり、絶対条件とするものではありません。「経験値を積み上げていく」という視点を持ちながら、柔軟な姿勢で転職活動に臨めるかどうかも転職の成功には大切な要素の一つです。
不採用になることが「恥ずかしい、怖い」という不安
転職活動が長引く原因のひとつに「不採用への不安」があります。
「不採用になったら恥ずかしい…」
「自分を否定されるようで怖い…」




この感覚は個人的にも非常によく理解できます。
「不採用=自分を人生や能力を否定される」
このように捉えて落胆してしまう、精神的なダメージを抱えてしまう。そんな人も少なくないと思います。
実際に筆者も新卒での就職活動に失敗しています。新卒というボーナスステージで面接で上手く話せず落とされまくり「自分はダメなやつなんだなぁ…」と落ち込んだものです。
ですが、今ならわかります。採用選考はあくまでマッチングです。あなたが否定されたわけではなく、企業との「相性が合わなかった」というだけです。
筆者がこれまでみてきた事例ですが、例えば、出世欲の強い積極的なタイプの人材がいたとします。一般的にはモチベーションが高そうな人材なので、評価されやすい印象ではないですか?しかし、組織の調和を重視するタイプの企業・堅めの企業であれば「社風に合わない」として不採用とするケースがあります。逆にベンチャー企業などではこのようなタイプが好まれるかもしれません。
また、人によって成長や成熟のタイミングというのも違います。例えば、筆者は新卒時の就活に失敗しました。




当時は自信を失い落ち込んでいましたが、今なら精神的な成熟が遅かっただけなのだとわかります。
このような認識を持っていることで不採用への不安に打ち勝つ力になるかもしれません。いずれにしても、転職が早く決まる人は、不採用を引きずらず、次に切り替えるスピードが早いです。
「落ちたらどうしよう」ではなく、「受かったらラッキー」くらいの気持ちで挑む方が、結果的にチャンスをつかみやすくなります。




仮に落とされても、落とした会社の見る目がないだけ!ぐらいに思うぐらいでちょうどいいと思います。
正解にこだわりすぎている
”正解”にこだわりすぎている。
それが転職がなかなか決まらない人に見られる考え方です。
「もうちょっと条件が良ければ…」
「この会社が正解なのかわからない」
「人間関係は大丈夫だろうか…」
このように悩み続けてしまい、行動に移せなくなる。これは、「未来の正解」を確信できるまで動けない状態です。しかし、実際に働いてみないとわからないことの方が圧倒的に多いのが現実です。
目先の短期的な成功・失敗にとらわれることなく、人生単位・中長期的な視点をもつことが大切です。
転職先で何が待っているかはわからないですが、人生単位で考えてみれば全てが経験値として積み上がっていきます。完璧な正解を探し続けるより、「この選択を正解にする」という意思を持つことが何よりも大切だと筆者は考えます。
転職が決まりやすい人になるために必要なこと3選



転職成功者の話を聞くと「すごい経歴だから」「元々優秀だから」と思いがちです。でも実は、転職がスムーズに決まる人ほど、特別なスキルを持っているわけではありません。違いは、行動と考え方の“クセ”にあります。このセクションでは、思考と行動のどこを変えれば転職に強くなれるかを解説していきます。
- 小さな「行動」を積み上げていく
- 「考えすぎ」を減らしていく
- 「どう見られるか」より「どう在りたいか」




順番に解説してきます。
小さな「行動」を積み上げていく
転職活動において最も重要なのは、「行動を起こすか、起こさないか」です。そうは言っても、現状を変える一歩を踏み出すというのは、やはり勇気の必要なことです。
そこでオススメの方法は、目標を小さく分解し、「小さな行動」を積み重ねていくという考え方です。




例えば、このような感じです。
- 転職サイトに登録だけしておく
- 求人だけチェックする
- 気になる企業の口コミを見る
このように、5分程度で完了するような行動ですが、これらの行動を継続することで、徐々に自信に繋がっていきます。少しずつでも積み上げていけばそれが習慣となり、行動することのハードルも徐々に低くなっていきます。
「考えすぎ」を減らしていく
新しいことへの挑戦、一歩を踏み出す上で、障壁となるのは「考えすぎ」ていまうことです。
考えすぎてしまうことの良くないところは、人間はどうしても未知の部分に対してはネガティブな方向へを考える癖があるからです。
「失敗したらどうしよう」
「条件が今より悪くなったら…」
このように、つい考えすぎてしまいがちです。特にネット等で情報収集をする際にも、ネガティブな情報ばかり目にしては不安になるというパターンも多いです。しかし転職が決まりやすい人は、いい意味で考えすぎることはしません。
「やってみなければ、結局何もわからない」
選考に落ちたら改善すればいい。条件に合わなければ見送ればいい。ネットで何を書かれていても、自分の目で見なければ真実はわからない。それくらい気楽なマインドで進めた方が、チャンスは掴みやすいですよ。
「どう見られるか」より「どう在りたいか」
周囲の目や他人の評価を気にするのではなく、自分がどう在りたいか、どのような人生を歩みたいかにフォーカスしましょう。
他者に、「どう思われるか」「うまくやれるか」といった外部からの評価が気になりすぎると、どうしても行動に移すのが遅くなりがちです。結果として、選択肢が狭まってしまいます。このため、チャンスを逃してしまうことが多いのです。
一方で、決まりやすい人は「自分がどう在りたいか」「どんな働き方をしたいか」という“軸”が明確です。だから、他人の評価や周囲の視線を気にせず、面接や書類選考で落とされることにも臆せずチャレンジすることが出来るんです。




他者からの評価を過剰に気にしてしまう方は、こちらの記事も御覧ください。
まとめ
「スキルが足りない」
「経験が浅い」
そんな不安を抱えていても、転職がうまくいく人はたくさんいます。
彼らに共通しているのは、情報や状況に振り回されず、自分の意思で動ける力。
経験や能力以上に、どう考えてどう動くかが、転職活動の明暗を分けているのです。
転職を成功させるために必要なのは、特別なスキルでも、華やかなキャリアでもありません。
「少しだけ行動してみる」
「考えすぎずに進めてみる」
「自分の軸で選ぶ」
というシンプルな思考と行動の積み重ねです。
今の自分でも、思考と行動のクセを見直すだけで、「転職が決まりやすい人」になれます。
まずは、小さな一歩を踏み出してみてください。




最後に記事のまとめです。
転職が決まりやすい人の3つの共通点は以下の3つです。
- 完璧主義じゃない
- 他人の目を気にしない
- 環境のせいにしない
転職が決まりにくい人の考え方は以下の3つです。
- 求人を選びすぎてしまう
- 不採用になることが「恥ずかしい、怖い」という不安
- 正解にこだわりすぎている
転職が決まりやすい人になるために必要なことは以下の3つです。
- 小さな「行動」を積み上げていく
- 「考えすぎ」を減らしていく
- 「どう見られるか」より「どう在りたいか」




最後までご覧いただきありがとうございました!
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