結論から言うと、「仕事が覚えられなくてミスが怖い」のは、あなたの能力が低いからではありません。覚え方や整理の仕方、そして職場の教え方や雰囲気に問題があるケースがほとんどです。
この記事では、その両方を分けて整理しながら、明日から少し楽になる現実的な対処法をまとめていきます。




こんにちは!運営者のSOSSUです。
今回は「仕事が覚えられなくてミスが怖い」というテーマで話をしていきます。プロフィールはこちら
「新しい仕事が全然頭に入ってこない」
「覚えたつもりでも、本番でミスして怒られる」
「怒られるのが怖くて、会社に行くのがしんどい」
「仕事のことを考えてしまって全然休めない」
こんな感覚、心当たりはありませんか?私も昔、ブラック寄りの職場や体育会系の会社にいた時期は、「またミスしたらどうしよう」「今日も怒られるかもしれない」と毎朝ビクビクしながら出社していました。




正直に言うと、日曜の夕方くらいからもう気持ちが沈み始めて、「このままずっとこうなのかな」「もう辞めたいな…」と何度も思っていました。
ただ、そこから転職も含めて色々と試した結果、「ただ自分の能力が低いから覚えられない」のではなくて、
- 覚え方や整理の仕方に問題があるパターン
- そもそも職場環境や教え方がおかしいパターン




この2つがごちゃまぜになって、自分を必要以上に責めていたことに気づきました。
この記事では、主に以下の3点について、私自身の経験も交えながらまとめています。
- 「仕事が覚えられなくてミスが怖い」と感じる原因
- 明日から少し楽になるための具体的な対処法
- それでもつらいときに考えてほしい「環境を変える」という選択肢
「覚えられない=自分はダメだ」と決めつける必要はありません。少しずつ環境とやり方を整えていけば、ちゃんと楽になります。




一緒に整理していきましょう。
「仕事を覚えられなくてミスが怖い」のはなぜか?



まずは、仕事を覚えられなくてミスが怖いと思ってしまう原因を整理してみましょう。




これには大きく分けると以下の2つの状況があります。
- 自分に原因がある場合。
- 職場に原因がある場合。
この2つの状況について、冷静に切り分けて考える必要があります。
なぜ切り分けて考える必要があるのかというと、自分がコントロール可能な部分にフォーカスすることが大切だからです。




自分がコントロール出来ないことの代表的な例は、他人の人間性や会社の環境などです。
自分ではどうしようもないことに思い悩んでいてもストレスが溜まり、疲弊していくだけで、残念ながら問題が解決することはありません。
繰り返しになりますが、自分に原因があるのか職場に原因があるのかは、
冷静に切り分けて考えていきましょう。
自分に出来ること、やるべきことに集中することで不安や恐怖心は自然と和らいでいきます。




それでは次項でそれぞれどういった状況なのかを解説します。
自分に原因がある場合



【仕事が覚えられない原因】の中で、自分側にあるものから整理してみます。
よくあるのは、次の4つです。
- メモをとっていない。
- わからないことについて質問していない。
- シンプルに経験やスキルが不足している。
- 業務の目的やゴールを意識していない。
まず、①「メモをとっていない」②「質問していない」は、能力というより“習慣の問題”です。
その場では「なるほど、わかりました!」と思っていても、人間は時間がたつとびっくりするくらい忘れていきます。




私も新人のころ、「さっき教えたよね?」と言われて血の気が引いたことが何度もあります。この発言への対策はこちら↓
メモをとるのが苦手なら、
- 完璧に書こうとしない(キーワードだけでOK)
- あとで清書する前提で、殴り書きする
くらいの気楽さでスタートして大丈夫です。
大事なのは「覚えよう」と気合で頑張るのではなく、“忘れても見返せる仕組みを持っておくこと”です。
また、③そもそも経験やスキルが不足しているケースも当然あります。これは「自分の努力が足りない」ではなく、時間が解決していく部分も大きいです。
新しい仕事は、運転初心者が車線変更するようなものです。最初からスムーズに出来る人の方が少数派です。
慣れるまでは怖くて当たり前なので、「今はまだ経験値を貯めている途中なんだ」と割り切ることも必要です。
④「業務の目的やゴールへの意識」については後述します。




これらを自分の取り組みによって改善していきましょう。
職場に原因がある場合



では次に、職場が原因である状況についても考えていきましょう。
主に以下の4つのような状況が考えられます。
- 職場の雰囲気がピリピリしていて、萎縮してしまっている。
- 職場の教育体制が整っていない。
- 会社の求める基準が高すぎる。
- 今の業務との相性に問題がある。
このような状況については、個人の力でコントロールするのは難しいことです。
自分に出来る取り組み=次項で解説するアクションプランに集中していきましょう。




私は新卒のころ、上司に一度だけこう言われたことがあります。
「なんでこんな簡単なことも覚えられないの?」
その一言が刺さりすぎて、その後しばらく
「自分は社会人に向いてないんじゃないか」
「また怒られるかも」とビクビクしながら仕事をしていました。
でも今振り返ると、あのときの私は
- メモの残し方も知らない
- タスクの整理も教わっていない
- 業務量に対して新人が1人だけ
という、どう考えても“事故る条件”が揃っていました。
能力がないからではなく、やり方と環境の両方が悪かったんですよね。




自分に変えられるものと変えられないものを冷静に切り分けよう。
「覚えられない」というよりは、「覚えたつもりなのにミスばかり続いてつらい」という人もいると思います。
そういう場合は、こちらの記事の方が状況に近いかもしれません。
仕事が覚えられなくてミスが怖いときの対処法5選
これまでの原因を踏まえて、仕事が覚えられないときはどういった行動を取っていくべきなのか?
「仕事が覚えられなくてミスが怖い」ときの対処法は以下の5つです。
- メモから自分用のマニュアルを作成する。
- 箇条書きでタスクを整理する。
- 業務の意味や目的、ゴールを理解する。
- 周囲との信頼関係を構築する。
- 必要であれば環境を変える。(異動・転職準備)




順番に解説していきます。
自分用のマニュアルを作成する



自分用のマニュアルを作成しましょう。
簡単なもので問題ないので、自分なりに図やフローチャートを作ってみたりと、後から見返してもわかりやすい自分専用マニュアルを作成することを目指してみてください。
自分専用マニュアルを作成することの目的は、単純に後から見返してわかりすいというだけではありません。
一度インプットしたものをアウトプットすることによって、理解や記憶への定着が劇的に促進されるのです。
アウトプットをしていく過程が復習と学習になり、仕事をスムーズに覚えることに繋がります。
また、自分用のマニュアルを作成するという目的を持っていると、「しっかりと情報を取得していかないとならない」と自然と考えるようになります。
結果的にその場でしっかりメモをとる、わからない点があったら質問をする、などのアクションにも繋がりやすくなります。




マニュアルそのものだけでなく、作成する過程に大きな意味があります。
箇条書きでタスクを整理する



いわゆるToDoリストです。
筆者もこれを仕事中に実践しています。
箇条書きで「やることリスト」を作成することによって、忙しいモヤモヤ感や業務の抜けや漏れをかなり減らす事ができます。




個人的なやり方ですが、参考程度に紹介しますね。
やり方としては、箇条書きで一番親のタスクをざざっと書き出します。
例えばこんな感じです。
・資料作成
・打ち合わせ




まず第一段階。
これは恐らくほとんどの方が日々手帳などに書き込んでいる内容だと思います。
ここからは自分のやり方です。
親のタスクに対する、細分化した子供のタスクを後から追記していきます。
・資料作成
→先月の数字のデータを取得する。
→エクセルで見やすく整える。
→一度先輩にチェックしてもらう。
・打ち合わせ
→提案された資料に目を通しておく。
→質問内容を考えておく。
→前回の打ち合わせの復習をしておく。




イメージですがこんな感じです!細かい内容は気にしないでください。
状況によっては子供の子供のタスクなども追加します。
ポイントとしては「やることリストを作ろう!」と意気込むという感じではなく、
「あれやらなあかんな〜」とぼんやり思ったことを都度追加していく感じです。
筆者は毎日始業したら最初にこれを作成しています。
ちなみに手帳とか紙に手書きでも、パソコンでも問題ありません。筆者はパソコンの方が楽なので、メモ帳とかのアプリで行っています。
これを習慣的に実践すると、頭がクリアになり仕事の漏れや抜けをほとんど防止出来るようになります。




良かったら試してみてくださいね。
業務の意味や目的、ゴールを理解する



担当する業務の意味や目的を理解し、最終的なゴールを理解して仕事を行いましょう。
「そんなもんわかっとるわ!」
という方は読み飛ばしてもらって構いません。




筆者は意外とこれが出来ていない人も多いのではないかと思っています。
直接エンドユーザーと接するような職種(販売員等)の場合はこういった心配はほぼないと思います。
ですが、大きなオペレーションの中の一部の工程を担うような業務である場合などは
「その作業がなんの意味を持つのか」
「どうお客様や自社の利益に繋がるのか」
この事を理解しないまま、作業として業務を行っている人が多く存在します。
これは具体例を出すのが難しく、上手く例えれなくて申し訳ないのですが、シンプルに例えるとこんな感じですかね。
「ここでこのボタンを押して!」という指示に対して「わかりました」とその指示に従う。
なんの目的があってボタンを押しているのかは理解出来ていないけど、とりあえずボタンを押している。




このような状況の場合、そのボタンを押すのが目的になっていますよね。
ボタンを押すことの意味も、なぜこのタイミングなのかを理解出来ていない状態です。
これではイレギュラーな状況が起きると対応することが出来ません。
マニュアル人間になっているということです。
業務内容の意味や最終的なゴールを理解出来ていれば
「タイミングがズレてしまったけど、次はここで押せばカバー出来そうだ」
このような形で、判断を変えて対応出来るかもしれません。
この考え方が「ただの作業」をするのか「仕事」を
するのか、という差に繋がっていきます。




仕事を覚える際は業務の意味と最後のゴールを意識しよう!
周囲との信頼関係を構築する



周囲との信頼関係を構築するための取り組みをしてみましょう。
良好なコミュニケーションを図れる状況の方が、仕事を覚えるのがかなり楽になります。
わからないことも気軽に質問出来るようになるし、メモをとる時間をもらうように頼みやすくもなりますからね。
それに信頼関係が構築されていれば、仮にミスをしてしまったとしても「あいつがミスしたのなら仕方ない」と思ってもらえることもあります。結果的にミスするのが怖い、と感じるような状況も減っていくでしょう。
「それが出来れば苦労しない」




と思った方へのアクションプランはこちら!
職場で信頼を得られる人の特徴は以下の5つです。
これらを意識し実践することが出来れば、今よりも確実に周囲の信頼を得ることが可能です。
- 基本の挨拶が出来ている。
- アンガーマネジメントスキルがある。
- 職場で愚痴や人の悪口を絶対に言わない。
- GIVE精神を持っている。
- 自責思考の習慣を持っている。




詳しくは以下の記事で解説しています!
必要であれば環境を変える(異動・転職準備)



担当する業務や職種が自分の強みとマッチしていない可能性があります。
例えばプロスポーツ選手であっても、監督やチームとの相性によって大活躍出来るか、活躍出来ないかが変わってきたりもします。本人の能力は変わらないのに、大きく明暗が分かれる可能性があるのです。
これは我々のような会社員にとっても同じことです。




アクションプランは以下の2つです。
異動願い
会社に自分の強みを活かせそうな部署や職種が存在するのであれば、異動願いを出してみるのも一つの手です。
転職よりも低リスクで環境や状況を変えられる可能性がある反面、異動願いが受理されるかどうかは、人事や総務次第です。
転職準備
転職の準備を行うことをオススメします。
転職そのものにはリスクを伴いますが、転職活動自体はノーリスクです。
もちろん、時間や労力がかかるという面はありますが
- いざという時にすぐに動けるという精神的なゆとりが得られる。
- 世の中には自分の知らない会社・選択肢があることを実感出来る。
- 自分の強みや弱みと向き合うことで精神的な成長に繋がる。
- 条件のいい会社・自分にマッチした会社に巡り会えれば人生が変わる。




このように様々な部分のメリットがあります。
まずは以下のような準備をしておくことをオススメします。
・PCで履歴書や職務経歴書を作成しておく
・転職サイトやエージェントに登録しておく
優良企業の求人は一般の転職サイトでは公開されていないことが多いです。
確実に優良企業に転職したいという場合は、エージェント登録はほぼマストだと言っていいでしょう。
筆者のオススメはdoda。



職務経歴書や志望動機の作成は我流ではなかなか難しいです。
プロに添削してもらうことで失敗しない転職準備が可能です。
「もうこの職場では無理かもしれない」と感じるほど追い詰められているなら、
無理に“今の環境で頑張り続ける”ことだけが正解ではありません。
異動や転職も含めて、働き方そのものを落ち着いて整理してみると気持ちがかなり楽になりますよ。




人生の選択肢に迷ったらぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
これから1週間の具体的アクションプラン
最後に、この記事を読んだあと「具体的にどう動くか」を1週間分だけ決めてみましょう。
【1日目】
今日から、教わったことは全部メモに残す(完璧じゃなくてOK)
【2日目】
そのメモを元に、「自分用マニュアル」を1つだけ作ってみる
【3日目】
わからないことは、怖くても1つだけその場で質問してみる
【4日目】
業務のゴール(何のための仕事か)を上司に確認する
【5日目】
信頼できそうな先輩に、「覚え方のコツありますか?」と聞いてみる
【6〜7日目】
それでもしんどいと感じたら、「今の職場で続ける前提でいいのか?」を冷静に考える時間をとる




全部やらなくても大丈夫です。できそうなところから1つずつ試して、「前の自分より少しだけ楽になったか」を見ていきましょう。
まとめ|「覚えられない自分=ダメ」ではない
「仕事が覚えられない」「またミスしたらどうしよう」と毎日ビクビクしながら働いていると、「自分なんてダメだ…」とどんどん追い込んでしまいがちです。
でも、覚え方や整理の仕方を少し変えたり、信頼できる人に相談したり、どうしても合わない環境からは一歩外に出てみたり。
出来ることを一つずつ積み重ねていけば、昨日よりほんの少しだけ“怖さ”が減っていきます。
完璧に出来るようになる必要はありません。
昨日の自分より1%だけ前に進めたら、それで十分です。
一緒に、無理しすぎずに働けるスタイルをつくっていきましょう。




最後に記事のまとめです!




最後までお読み頂きありがとうございました!















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